Haifaはイスラエル北西部にある都市です。地中海に面していて、キプロスなどの地中海諸国とイスラエルをつなぐ玄関口となっています。このHaifaという都市、イスラエルにありながらアラブ系の人が多かったり、バハーイー教の総本山があったりするので、「ユダヤ教以外の宗教にも寛容な都市」として名を馳せていました。ニュースでよく取り上げられるガザ地区や西岸地区などとは全く違い、ユダヤ人とアラブ人が仲良く暮らす平和な街です。
「イスラエル全土でテロが起きてもココだけは大丈夫」と言われた「憎まれない街」がココともう1ヶ所あって、そのもう片方の地に私は住んでいました。「全国で2ヶ所しか安全な所がないんかいっ!!」とツッコみたくもなるのですが、残念なことに去年あたりからこの2ヶ所でもテロが起きるようになりました。Haifaの方が観光地化しているためか、私が住んでいた所よりもテロ事件は数倍多いらしいです。