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2007年03月07日 血痕披露宴

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「春は名のみの、風の寒さや」なんて歌がありましたが、今年はどちらかというと冬が名ばかりだったようで、1〜2月に半袖で外に出たことも何度かあったtibです。まったく、1月に半袖で外に出るなんてオーストラリアにいた頃以来ですよ(そりゃそうだ)。

さて、去年・一昨年と不幸が続いていましたが、今年は(正確には去年の暮れから)父方の親戚に結婚ラッシュ、母方の親戚は出産ラッシュと、めでたいことがやたらと続いています。結婚ラッシュはともかく、出産ラッシュがねぇ...。だって出産祝いは母方の親戚みんなうまい具合に誕生月がずれているのでその都度贈れますけど、その後に控えている入学祝い・卒業祝いになると出費のタイミングが揃っちゃうじゃないですか。「学資保険」みたいな感じで今から入学祝いの積み立てとかして備えておかないと...。

先日、父方の親戚の結婚式に行ってきました。いろんな意味で予想外の披露宴でした。

まず主賓。それはそれは「肩書きが服を着て歩いている」ようなお歴々がズラリ並んでて、誰が主賓なのかよく分かりません。明らかに新郎父(私の叔父ですね)の仕事関係で「箔づけ」のために引っ張り出されたという感じです。その証拠に、スピーチの長いこと長いこと。延々とご自身の自慢話ばかりが続いて、新郎父を持ち上げる為に歯の浮くような言葉を付け加えて、そしてあろうことか、「新郎の○○君の事は私は知らないんですが、お父様を見る限り...」。おいおい、それを堂々と言いますか。事前に取材してネタを仕込んでおきなさいとまでは言いませんが、だったらそこには触れずにスピーチを終えればよかったんじゃないの? どれだけお偉い方なのか知りませんが「新郎のことは知らない」と明言するスピーチなんて初めて見ました。

で、そのさんざん持ち上げられていた「新郎父」。人前で話すこと自体は慣れているはずの人ですが、さすがに披露宴となると勝手が違うのか、いろんな人に持ち上げられて舞い上がってしまったのか、最後の親族代表挨拶で大爆笑ネタを披露。普通ならお涙頂戴の所なのになぁ。しかも、その直後の新郎挨拶では、図らずも客席から大爆笑を勝ち取った父親への対抗意識からか、アドリブでネタを披露する始末。これがまたドッカンドッカンうけるんですよ。私にない才能だけに羨ましいんですが、それを自分の披露宴でやるかなぁ〜? (後で聞いた話ですが、二次会では更に弾けていたそうです)

そうそう、普通「新郎の親戚」といったら、隅っこの席で小さくなって黙々と食事しているか、来賓の方々にビールでも注いだり...が定番ですよね? なのになぜか私は、余興を頼まれまして。...これこれ、こんな口下手でろくに歌も歌えない私に一体何が出来ると? それでも主役のリクエストには逆らえず、一応ネタを披露してきました。実際私が人前に出ていた間ってすっかり記憶が飛んでしまっているのですが、主役の証言によると「あれだけ勝手に大騒ぎしていた酔っ払い連中が静まりかえった」んだそうです(←この辺、深く突っ込まないでください)。

私の母は余興もスピーチも披露することなく、おとなしく食事を...、おや? ハンカチを目頭に当ててる? 新郎母ですら泣いていないのになぜ新郎伯母が? と思ったら「いや、泣いているんじゃなくて鼻血が急に」。はぁ? 確かに母の留袖には(見えにくいけど)血痕が。ハンカチを目頭に持って行ってるように見せかけて実は鼻を押さえてたのね。なぜか母はこの後数日鼻血が止まらず、鼻の中の毛細血管をレーザーで焼き切ってもらう手術を2回受けたそうです。でも、ムリヤリ鼻で出血しないようにして、脳で出血とかしちゃわないかなぁ...?

そんなこんなで、もともと3時間の予定だった披露宴は4時間に延びていました。披露宴終了後、司会者の方が式場の方々に「時間のコントロールは私の役目なのに、式進行を予定通りにできなくて申し訳ありませんでした」と謝っていましたが、会場の方々はさすが百戦錬磨です。「いえいえ、私共は出席者名簿を拝見して、『3時間の予定なら実質5時間』と見込んでおりましたから。4時間に収めてくださったのは司会の方の腕ですよ。」...すごいです。本当に5時間見込んでいたのかどうかは別にしてこういう切り返しが出来るようになりたいものです。

新婦が23才ということもあって、新婦のご友人達が揃いも揃って「胸元・二の腕・背中全開」な
出で立ちだったのについて行けない辺り、年を感じてしまいました。
 

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これまでに寄せられたコメント

ちょっと突っ込みたいところがあるのですが、tibさんとお会いしたことがない人もあるので、控えます。(笑)
って、大したことではありませんが・・・

それにしても、4時間の披露宴?
何だか疲れそう。(爆)
ともあれ、新婚カップルが末永くお幸せでありますように。

By かに座のルビー : 2007年03月07日 21:17

親戚のかたのご結婚、おめでとうございます(^○^)

私の実家のほうでは
「披露宴の人数が多い」のがいいみたいなので、

知らない「町内会のおやぢ」とか、「市議会議員」とか、
新郎新婦とはなんも関係のない奴らが多く出席します。


そいつらの話の長いこと…

さすがに
「新郎のことは知らない」なんて言うひとはいないですが…。。。。。。


☆管理人さんも負けずに
「胸元・二の腕・背中」全開してもいいんぢゃないんですか?

太ってないんだから〜〜〜〜〜(⌒∇⌒)


と、私は思いましたよぉo(*^▽^*)o~♪

By きむ*にょんにょん : 2007年03月08日 20:54

披露宴…色々有りますよねぇ。
当人達のお披露目以外に、家の体面だの何だのを気にする人も少なくないでしょうし。

以前出席した従兄の披露宴、新婦側の招待客が市議会議員だのなんだのと肩書きの付いた人でいっぱいで、主役はどう考えても新婦の“家”でした。
スピーチが長かった事と、新婦のご両親に対しての賛辞が多かった事だけは覚えていますが、早くにご主人を亡くした伯母が女手一つで従兄(二人兄弟)を育てた事を知っていた私は、新婦の両親ばかりを持ち上げる披露宴全体の流れが少々不快で、「私を育ててくれてありがとう」みたいな新婦の手紙には何の感銘も受けず…。
新婦の実家がどれ程凄いのか知りませんが、もう少し新郎とその親を立てても良いんでないの?と思った披露宴でしたっけ。

結婚するずっと以前、退職した元同僚の披露宴に招待された夫。
人数合わせのためとしか思えない隅の席で、同じく招待された他の同僚と一芸を披露して帰って来たそうですが、新郎だった元同僚からは披露宴以降一切連絡は無いそうです。
金取って芸やらせてお礼も無しで終わりかよ、みたいな、随分失礼な話だったりします。

親友の披露宴、もう一人の親友とスピーチをした私。
短めの話で、皆の食事の手を止め視線を向けさせた、我ながら良く出来たものでした。
で、私の披露宴、その時の新婦である親友にスピーチをお願いしたら、「やっぱり無理」と直前で旦那にバトンタッチ。(旦那も友達なんです)
いやぁ、良い友人です(爆)。

それにしても、tibさんのご家族ご親戚ご友人はネタの宝庫ですねぇ。
血筋?類は友を…?朱に交われば…?
次のネタも期待してます。

By 金木犀 : 2007年03月09日 11:06

う〜ん、ほんとにtibさんの廻りにはおもしろい方達が多いですねえ。(^^)

一時レストランでの結婚式とかはやったと思うんですが、今ではまた立派な結婚式を挙げるのが普通なのでしょうか?
沖縄でもホテルで披露宴をする人が増えてきたそうですが、友達の時は家で披露宴(ま、宴会ですね)をやって、本人達が新婚旅行に出かけた後も近所の人がいれかわりやってきて、3日間続いたそうです(笑)
今でもホテルに300人位は普通に招待するそうで、グループや個人でさんしん(三味線)や琉舞、かくし芸を披露するのがあたりまえです。(まさしく披露宴ですね〜)
tibさんの芸(?)もぜひ見てみたいです(^0^)

弟の結婚式でまさしく「私は息子さんは知らないのですが・・」と言って父をべた誉めしたお客様がいましたが、聞いてる私達家族は恥ずかしくて顔があげられませんでした。
家に帰ってから「全く、誰よ、あんな人呼んだの!?」と皆、文句たらたら。。。
でもワンマンだった父には誰も何も言えませんでしたが・・(~~;)

By ムーミン。 : 2007年03月09日 15:54

披露宴って本当にいろいろ・・・いろいろ・・・いろいろ・・・いろいろ・・・いろいろあるもんですね〜。いろんな人が来てますからなおのことですよね。
私自身の結婚式のときもありましたよ、いろいろ。
友人のスピーチが始まるときに、すでに泥酔状態になっていたダーリン側の伯父さんがビール瓶持って私たちのところにビールを注ぎに来て、彼が「ちょっと待って、スピーチが始まるから」とさりげなくとどめようとしたら、伯父さん「俺の酒が飲めねえってか?」と叫んでしまって・・・さらに何か叫ぼうとしていたのを察知した私の友人が、新喜劇風なボケをかまして会場全体を笑いに包み、伯父さんをなだめて席に連れ戻してくれたんです。
持つべきものは芸達者な友人だな・・・とそのときつくづく思いました。


私の友人の結婚式にて。
披露宴で新郎側友人が「それって3次会くらいでするネタやんか」というような「内輪ネタ」ばかりを披露して自分たちだけで盛り上がって、他の人たちは蚊帳の外状態。私たちは楽しい気持ちが吹っ飛んでしまって消化不良になってしまったので、2次会ではじけることにしました。
2次会で、とりあえず自己紹介とそれぞれの新郎新婦に関するエピソードを披露する・・・というので、披露宴のときに消化不良だったことを逆手にとって、二人に関する面白い話をみんなによくわかるようにスピーチして笑いをとりました。
「披露宴でこれだけ笑わせられたらもっとよかったのですけどね〜」なんて〆たものでした。はい。

By なにわっこ : 2007年03月13日 14:28

かに座のルビーさん:
> ちょっと突っ込みたいところがあるのですが、
> tibさんとお会いしたことがない人もあるので、控えます。(笑)
私は完璧な人間ではないのでツッコミどころ満載です。思い当たるところがあまりに多すぎて、かに座のルビーさんの仰る「ちょっと突っ込みたいところ」がどこなのかさっぱり絞り込めません。出来ればメールで教えて頂けますか?


きむ*にょんにょんさん:
> 私の実家のほうでは
> 「披露宴の人数が多い」のがいいみたいなので、
> 知らない「町内会のおやぢ」とか、「市議会議員」とか、
> 新郎新婦とはなんも関係のない奴らが多く出席します。
北海道でしたっけ? その代わり会費制なんだとか? ご祝儀の額にいつも悩む私にはありがたいです。

> ☆管理人さんも負けずに
> 「胸元・二の腕・背中」全開してもいいんぢゃないんですか?
そんな事したら即刻「完敗」ですって。...いや、張り合う以前の問題です。


金木犀さん:
> 金取って芸やらせてお礼も無しで終わりかよ、みたいな、
数日遅れるのは仕方ないとしても、お礼くらいは欠かしたくない物ですよね、人として。

> それにしても、tibさんのご家族ご親戚ご友人はネタの宝庫ですねぇ。
いやいや、金木犀さんのエピソードもなかなかのものとお見受けしますが...。


ムーミン。さん:
> tibさんの芸(?)もぜひ見てみたいです(^0^)
それは...、キョトン顔のムーミン。さんが目に浮かぶようですのでご勘弁を...。

> 家に帰ってから「全く、誰よ、あんな人呼んだの!?」と皆、文句たらたら。。。
はい、私も帰りの車の中で文句たらたらでした。


なにわっこさん:
> 伯父さん「俺の酒が飲めねえってか?」と叫んでしまって・・・
> 察知した私の友人が、新喜劇風なボケをかまして会場全体を笑いに包み
さすが大阪!! うちの親戚にもお酒が入るとやたらと叫ぶ人がいる(←私の酒嫌いはこの人のせいだと思ってます)んですが、後学のためにもその「新喜劇風のボケ」を伝授して頂きたいです。

By tib : 2007年03月13日 16:53

掲示板を見て、このログを見ました。
メールするほどのことではありません。
「1月に半袖で外に出る」ということに対して、
ちょっとレスと思ったのですが、さすがに失言になるので控えました。(笑)

By かに座のルビー : 2007年03月23日 12:07

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