2003年11月29日 来る者は拒まず、去る者は追わず
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25日のつぶやきにも書いた通り、今日・明日は私は沖縄に行って来ます。例によって掲示板に書き込まれた内容は携帯電話に転送されるようにしておきますが、実際にサイト管理の何か(例えば掲示板へのレスとか送られてきたプロフィールを反映させるとか)を行えるのは週明け以降になりますのでご了承ください。
さて、昨日は掲示板で常連さんが活動休止宣言をされた事を受けて、ちょっとしたザワつきがありました。つい数時間前まで結構ハイテンションな書き込みをされていたのに...と戸惑われた方も多いと思います。皆さんのそのお気持ちはよく分かるのですが、「しばらく休む」もしくは「もうここへは来ない」と宣言した人に対してはなるべくそっとしておいてあげてくださいますようお願いします。
もちろん、このサイトの初期の頃からかなりパワフルに掲示板を盛り立ててくださった方ですし、昨日の朝私の所に届いた挨拶メール(失礼な話ですが、掲示板でのいつものテンションとかなりのギャップを感じさせる非常に丁寧な文章だったので本当にご本人からのメールなのか一瞬疑ってしまいました)を拝読して私とて何も感じない訳はないのですが本人が決めた以上、再考を促すようなこともできませんし、静かに見送るべきだと思うのです。残った人達でこのサイトを盛り立てていくしかないのです。...正確にはこの「残った人達」という表現もおかしいんですね。今この時にたまたまこのサイトに居合わせた人達で今を楽しんでいる、という状態が続いているだけです。すごく刹那的に寂しく響いてしまいますが、webサイトというのはそういうものです。血縁・地縁などで制約を受ける関係とは違い、一人一人が「ここは居心地がいい」と感じて集まるところです。「ここで楽しみたい」という意思で動く所であって、「ここに片足つっこんじゃったからこの程度のことはしなきゃいけないのかなぁ」という背負わされる義務感で動く所ではないのです。前回のつぶやきでもちょっと触れましたが、私はここを「敷居の高い」サイトにはしたくないと考えています。敷居が低い(もしくは敷居がない)、という事は誰でも入ってきやすい雰囲気であると同時に出ていきやすい、という事でもあります。
というわけで、ちょっと酷かも知れませんが「来る者は拒まず、去る者は追わず」というスタンスでいられますよう、お願いします。これは例えば、「一度去って戻ってきた人も拒まない」ということでもあります。しばらく顔を出さないと思ったらハンドルを変えて戻ってきた、本人は認めないけど文体や話題の傾向などからその人に間違いない、と確信していても、「あんた○○さんって言ってるけど本当は××さんでしょ?」などと問い詰めたりせず、新しい人として温かく迎え入れてください(←これは捨てハンドルを認めるというのとはちょっと違いますので誤解なさらぬよう)。