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2006年01月05日 上海旅行記 part 2

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昨年9月までこのサイトのドメイン名だった「hanamarufan.net」が11月に別の人が取得していたと知って驚いているtibです。今のところまだ具体的なサイトにはなっていないみたいですが、このサイトとは全くなんの関係もありませんのでご注意下さいね。...それにしても、どう見ても「hanamarufan.net」という名前に相応しいサイトには見えないけど、そんな名前でも確保しておきたいと思わせるくらい、あのドメイン名には付加価値がついていたって事なのかなぁ? ...だとしたら、このサイトを愛してくださる皆さんのおかげです。

さて、お約束(?)の、上海旅行記の続編です。

前回上海に行った時は、中国に降り立ってすぐに「この国の人は...」と呆れました。入国審査の後には税関や検疫があり、それぞれに機内で書いていた申告書を提出するのですが、誰も係員がいないんです。無人のブースに段ボールの箱が置いてあるだけ。誰か係員が来るまで待っていなきゃ行けないのかな? と思っていると中国人達が無造作にその箱に申請書を投げ込んで先へ進んでいきます。それでいいのか? それで。...で、今回。空港も新しくなって税関や検疫のブースも綺麗になりました。ブースにはちゃんと人もいます。私が申告書を渡すと、笑顔で進む方向を示してくれます...おいおい、申請書の内容チェックしないの? 自分が何を受け取ったか見てもいないでしょ? あんた、ここにいる意味ないじゃん。箱に投げ込むのとあんたに手渡しするの、何にも違わないよ。一昨日のtiblogで「物は変わっても人は変わっていない」という話を書きましたが、空港が変わっても人は本質的に変わっていないようです。

雑伎団の妙技上海に行ったらやっぱり雑伎団は見ておきたいという事で、見に行きました。事前に予約しておいたチケットを持って、タクシーで会場に乗り付けました。いざ会場に入ろうとすると...あれ? 入口に「もぎり」がいない。あれ? 入っていいのかな? もっと奥にいるのかな? ...とどんどん進んでいくうちにチケットの示す席に着いてしまいました。おいおい、結局誰にもチケット見せることなく席に着いちゃったよ。いいのか? いいのか? こんなんで。最大限中国寄りの解釈をするなら、「どうせ満席なんだからいちいち入口でチェックしなくたって観客同士でチェックできるでしょ」という事なんでしょうか。でもそれは空席があった場合、素知らぬ顔してタダで潜り込んでも誰にもバレない、という事になるのでは...? ちなみに右の写真はその時の出し物の一部です。画像をクリックすると少し大きい写真で見る事ができます。命綱こそつけていますが、こんなレベルの我が目を疑わんばかりの出し物が目白押しでした。

ちょっとだけメイン掲示板にも書きましたが、鳥インフルエンザの心配は全くありませんでした。確かに一時期(10月頃)には全ての市場・レストランから鳥という鳥が姿を消したらしいのですが、1ヶ月くらいで騒ぎは収まったそうです。ただ単にほとぼりが冷めたというわけではなく、政府が注意喚起のキャンペーンを行っているのが大きそうです。右の写真は市場の入口に掲げられた、そんなキャンペーンの横断幕です。これの他にも「なるべく窓を開けて換気を良くしましょう」とか「手を洗ったりうがいをしたり、衛生には気をつけましょう」とか、いろんな注意点を街のいろんな所で目にします。上海は市民の意識レベルが高いので比較的早く鳥インフルエンザを押さえ込む事ができた...っていうのですが、ホント? 本当にそういう基本的なところに気をつけていれば大丈夫なの? というか、街にマナー喚起のサインもいっぱいあるのにそっちは明らかに功を奏していないんですけど、本当に意識レベル高いの?

これもちょっとだけメイン掲示板に書きましたが、今回、いろんなものを食べました。もちろん上海蟹も食べました。あれ、身は全然おいしくないですね。ミソのみでいいと思いました。なので、上海蟹ミソの小籠包なんて最高でした。で、右の写真はメイン掲示板にも書いた「犬」です。お茶の葉を敷き詰めて蒸し焼き?状態で出てきました。食感は豚の角煮のとっても柔らかいものを想像してみてください。以前韓国人から「犬肉はニオイがきついので女性は嫌がる人が多い。最近の若者は男性でもあまり食べなくなってきている」と聞いていたので、結構なニオイを覚悟していたのに、全然ニオイなんて気になりませんでした。むしろ日本で普通に出しても十分受け入れられるような上品なお味。うーん、羊とかも若い内だと匂わないですよね? これも若い犬なのかなぁ? そういえばこのレストランの外の道端で見かけた「犬売り」は生後間もない子犬ばかり売ってましたけど、そういう事なのかな?

この「犬料理」は確か48元(700円弱)。ちなみに、自動販売機の缶コーラが2元、マクドナルドのモーニングメニューが9元、ファーストフードっぽいレストランでチャーハンとどんぶり1杯の豆乳と揚げパンみたいなのを頼んで15元。大学の学食で東坡肉+ご飯(普通盛り)で4.3元。...なので、この1品で48元はかなり張り込んだ気がします。

追記 2006/01/06 14:04

今日のニュースで、「上海で野良猫を捕まえては売りさばく業者がいて、羊肉と偽って串焼きで売られている」との事。なんでも猫肉に羊の脂を塗ると素人では分からないくらいなんだとか。うーん、そういえばウイグル自治区のレストラン(居酒屋?)で出てきた羊肉串焼き、あれはもしかして猫だったのかな? そういえば前回上海に来た時はもっと野良猫が多かったような...。広州では猫も食用として平気で売られているので食べる事自体は問題ないんでしょうけど、野良猫をヤミで取引して羊と偽っているあたりに、当局が指摘する「衛生上の不安」が気になります。

...集めた旅行記ネタ、priceless。
 

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これまでに寄せられたコメント

わたしはきっと中国に行くことはないと確信しました。(笑)

By かに座のルビー : 2006年01月07日 08:54

子犬の写真を載せないでいてくれたのに 感謝

そうです 犬肉は子供が美味しくて高級なんだそうです(;_;)

今、パリでは猫泥棒(もちろん飼い猫)が多発しているそうです
猫は毛皮も肉も高く売れるとかでアジアへ流れていると聞きました(;_;)

By むくむく : 2006年01月08日 16:44

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