2005年07月30日 香港旅行記 part3
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香港から帰ってきました。香港は外国という感じがほとんどしなかったからか、3泊程度じゃ納得できないのか、はたまたヒマさえあればネットにつないで日本にいるのと変わらない事をしていたからか、早くも例の「どこでもいいから行きたいぞ病」が再発しているtibです。でも少なくとも年末辺りまでは身動き取れないだろうなぁ...。こっそり愛知万博へいって更に東海オフに飛び入り? うーん、...難しいだろうなぁ。
今回、香港ではいろんな人に会いました。毎晩いろんな人に会っては観光客はまず行きそうにない、地元の人達でにぎわうレストランに連れて行ってもらい、日本の中華料理店では見た事のないような料理をご馳走してもらっていました。「中国の人達はプライドが高いので遠くから来た客人に支払わせようなんて考えはない」と聞いてはいたものの、こうも連日おごってもらってばかりだとさすがに申し訳なく思ってしまいます。
先日お会いしたTさんも当然のようにおごってくれようとします。ここを無理に割り勘にしましょうというと相手のメンツをつぶす事になるので、せめてこのくらいは、と思って言いました。
私:「じゃ、今度日本に来てくれた時には私がご馳走しますから。近いうちにきてくださいよ。」
Tさん:「近いうちに日本へなんて行きたくない。日本は地震が多いから。」
確かに数日前に東京で震度5強の地震があったばかりです。でも社交辞令で「えぇ、日本に行く時は連絡しますよ」くらいに言ってくれてもいいんじゃない? ...と思いつつ、その場は流したんですが、そのうち、話題が同行者のMさんがスキューバダイビングのライセンスを取ったという話になって、
Mさん「最近ライセンス取ったんで、いろんな所に潜ってみたいんですよ。」
Tさん「例えばどんなところに?」
Mさん「今狙ってるのはプーケットなんですよ。バンコクの知り合いに教えてもらったんですが、プーケットはそれまでゴミとか多くてダイビングを楽しむ所じゃなかったのに、昨年末の津波でゴミが全部山の方へ押し流されちゃったんで、今海はきれいらしいんですよ。」
Tさん「...済まないがそういう話だったら辞めてくれないか。」
急にTさんの雰囲気が変わったので、何があったのかと訊いてみたら、なんとTさん、スマトラ沖地震の時にプーケットにいたんだそうです。しかもダイビングをしに海に出ている時に地震に遭ったんだそうです。
Tさん「ちょうど1本潜って船に揚がってきた直後だった。海の上だったんで、陸の上にいる時のような揺れは感じなかった。ただ、海面が一瞬異様なうねりを見せて、次の瞬間、船のコントロールが利かなくなった。気が付いたら俺の次に船に揚がろうとしていた人も、浜辺近くで泳いでいた人達も、きれいさっぱりいなくなっていた。その間何があったのか、自分が何をしたのか、どのくらいの時間が経っていたのか、何も思い出せないままなんだ。」
そうか、さっきTさんが「日本は地震が多いから行きたくない」と言ったのも、そういう意味だったのか...。知らなかった事とはいえ、申し訳ない気持ちで一杯になりました。
先日メイン掲示板で、「地震の際に食器棚などを押さえるべきか逃げるべきか」という話題で私は「押さえられると思えるなら逃げるほどの地震ではないので押さえるべき」という意見を書き込みました。これは関東に住んでいて小さい地震を頻繁に体験しているために地震に対して慣れが出来ているのだと思います。そういう小さな地震で積み重ねた経験を、阪神大震災のような大地震と同列に並べて論じるつもりはありません。私の言葉が、配慮が足りなかったために、大地震を経験された方々には不快な思いをさせてしまった事をお詫びします。