2004年12月30日 この1年を振り返って
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先日のスマトラ沖地震の規模の大きさにはただただ驚嘆するばかりです。今回被災した国の友人に安否確認のメールを出したものの返事がなく焦っているtibです。ネット環境が津波でやられてメールを読めないでいるのか、年末の休みをどこかで過ごそうと旅行に出ているのか、私への返事を避けているのか、今回ばかりは「便りのないのは良い便り」と楽観してもいられないのでした。
さて、なんとかこの1年、このサイトの管理を続ける事ができました。ほとんどその場の思いつきで書いている「つぶやき」も1年分をまとめて読み返してみると結構な分量があって、本当にこの1年いろんな事があったなぁ...と思います。このサイトの管理に関するものだけを追ってみると、この1年でこのサイトがどれだけの事をしてきたのか、また、どれだけの事をせずに来たのかが分かって面白いです。
- バックナンバーへのリンク集:充実と削除と
この1年で大きな変化を遂げたコーナーはやはり「バックナンバーへのリンク集」でしょう。作業のお手伝いを募ってまで作り上げたカフェのリンク集に始まり、一時はレシピ系のバックナンバーは完全網羅!! というところまで行ったのに、肝心のリンク先が公式サイトから削除されるという、予期せぬ出来事に涙したものでした。特に公式サイトの削除に伴う更新作業は、お手伝い頂いた方々に申し訳なくてたまらない気持ちでした。TBSに対して著作権使用許諾について話をしてみなくてはとも思っていますが、まだ実現していません。 - 掲示板で衝突発生:管理って難しい
文字だけのコミュニケーションだと真意がうまく伝わらない事は珍しくないのですが、2月の衝突は私にとっては大きな試練でした。今、あの頃を静かに振り返れる位掲示板が落ち着きを取り戻しているのはとても嬉しい事です(今は帰省中の方も多いせいか落ち着きすぎてますけど)。 - 東海オフ会開催
いつかは「やりましょう」という声が挙がってくるだろうとは思っていましたが、皆さんが全国どころか世界中に散らばっている事や時間的な制約が大きくて実現は難しいだろうと思っていた「オフ会」ですが、東海地区の方々がやってくれました。私は「どうしたらプライバシーを守りつつ待ち合わせを実現できるか」について考えました。結局参加予定の方同士のメールを私が中継するという方法を採ったのですが、私を中継するのにかかるタイムラグをどう埋めるかが課題でした。解決策は私の中では見えているのですが、残念ながらまだ作っていません。 - GW特別企画
あまりこのサイトっぽくない企画でしたが、GWにどこへも行けない鬱憤を晴らすのには良かったです。意外にも結構な反応を頂き、気をよくしてしまいました。 - 期間限定企画「ファンサイト・歳時記」
去年、番組の中で3ヶ月だけやっていた「はみだし歳時記」のファンサイト版は、「もっとトップページを見てもらえるようなサイトを目指さなきゃ」「週末も見たくなるようなサイトを目指さなきゃ」「日替わりくらいで更新できるネタはないかなぁ」という所からスタートした企画でした。大々的なアクセス増にはなりませんでしたが、反響の声を頂くのはとても嬉しかったり...。 - 留守中の事
1人でサイト管理をしていると、旅行に出る事が難しくなります。掲示板から不適切な書き込みを削除できないというだけでかなり不安になるものです。旅行を前にして、留守中の掲示板を預かってくれる人を捜してきて監視役をお願いしました。旅行から帰ってきた後も引き続き監視役を引き受けて頂き、今は常時2人体制で不適切な書き込みを監視しています。これはとても心強い事です。私が「これは削除しなきゃ」という書き込みを見つけてから実際に削除作業を終えるまで、30秒程度といった所なのですが、いざ削除しようとするともう既に削除されていたりして、一時は「私の方が先に見つけてやる〜」と密かに闘志を燃やしたりして...。 - ファンサイト・Ranking
掲示板で盛り上がっていた話題を横取りしたような形で始めてみた企画でしたが、新たな流れを感じさせてくれる企画でした。 - お引っ越し
引っ越し自体はいろんな理由から「いつかは避けて通れない事」とは思っていたのですが、まさかサイト開設から1年で引っ越しが必要になるとは思っていませんでした。最初引っ越したpf-x.netの管理体制のひどさは、今となっては「あのひどさがあったからこそ独自ドメインを取ろうという気持ちになったので良かった」と言えますが、あの当時はどうしたらよいものか大変でした。 - アフィリエイトプログラムへの参加
掲示板やメールでいろんな意見を承りましたが、有料サーバーへの移行の結果としてアフィリエイトプログラムへ参加を決めました。これは私が管理している他のどのサイトでもやった事のない、まったく初めての経験だったのでいろいろ勉強になりました。 - 自作cgiの導入
有料サーバーに移行したメリットは独自ドメインの他に「自作cgiの利用」が挙げられます。移行直後から「検索エンジン」や「お取り寄せリンク集」など、これまでは要望が多いのにどう頑張っても作れなかったものが簡単に作れてしまいました。それ以降も「グルメリンク集」を作ったり、レンタルしていた「ファンサイト・Ranking」を独自cgi化させて、より使いやすいものを目指しました。
...とはいえ、かねてから話題には挙がっている「旅リンク集」の作成や、「検索エンジン」と「ファンサイト・Ranking」のさらなるバージョンアップはまだ手を付けられないでいます。また、バックナンバーに本格的にSQLを導入していこうという野望もまだ具体的には動けていません。
...とまぁ、この1年でやった事・できなかった事を振り返ってみました。できなかった事はできるだけ来年できるように頑張りたいと思います。こんな管理人ですが、皆さん来年もよろしくお願いいたします。よいお年を。
いやぁ、それにしてもつぶやきを読み返すだけでもこの1年って結構振り返れるものですね。...あ、いつのつぶやきが面白かったとか、「2004年の『ベストつぶやき』は?」なんてランキングやったら面白いかな? ...でも「つぶやきは読んでいない」が1位になりそうな気がするから辞めとこ。
つい数日前まで「新潟中越地震の被災者救援募金を...」と言っていたのをすっかり忘れているのかな?
一度、「あなた達の支援は『次にどこかで災害が起きるまで』なの?」と問いつめてみたい...。
2004年12月26日 Super-Size Me
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私くらいの歳になると(...って何歳だ)1年が経つのがとても早く感じて「あれっ? もう年末?」と思ってしまうのですが、テレビでこの1年を振り返る企画を見ているといろんなことがありすぎて、アテネオリンピックがたった4ヶ月前の事だなんてとても信じられないtibです。世間の「1年」と私の「1年」では時間の流れ方が大分違っているようです。
さて、昨日は以前のつぶやきでほんのちょっとだけ触れていた映画「スーパーサイズ・ミー」を観てきました。偶然ですが公開初日に観に行った映画というのは私にとって初めてかも知れません。
「人は1ヶ月間、3食マクドナルドだけで生活するとどうなるのか...?」
これだけを聞くとなんだかちょっと前のテレビ番組「電波少年」の企画のようです。全編通して笑いもちりばめられていて、娯楽映画としても充分楽しめるものになっています。でもこの映画の本質はドキュメンタリーです。上の問いに対して大抵の人はこう考える事でしょう。
「何をバカな事を。毎日毎食マクドナルドだなんてあまりに非現実的じゃないか。しかも運動もしないよう心がけるなんて。」
私もそう思いました。できる事ならこの極端な例以外にも
- 家庭食を取り入れて「ファーストフード率」がどのくらいまでなら悪影響がないのか調べる
- マクドナルド以外のファーストフード店にも行って、ファーストフード率100%でも「マクドナルド率」が低ければ悪影響はないのか調べる
- マクドナルド率100%でも、食べる量を減らすとか、運動を十分にすれば悪影響はないのかどうかを調べる。
- ファーストフード以外のレストランにも行って、「外食率100%」でもファーストフード率が低ければ悪影響はないのかどうかを調べる
- 性別・年齢などによって実験結果に差は出てくるのかどうかを調べる
など、いろんな角度から実験をしてほしい所ですが、明らかに人体実験なのでこんな大勢の被験者が必要になる事は求められないのでしょう。この映画の監督兼被験者のモーガン・スパーロック氏もそのように考えて一番極端な例だけを採用したのだと思います。
映画は、実験の経過(ひたすら食べている姿や医師の診断を受けている姿)の他にも、食に対する人々の意識の低さゆえに知らずの内に商業主義に飲み込まれていっている現実を浮き彫りにし、食に対する新たな動きが出てきている事を示しています。決して単純にマクドナルド1社(もしくはファーストフード業界)を攻撃したいだけの映画でないことはよく分かります。華氏911に比べると上映館が少ないので、多くの人に勧めづらいのが辛い所なんですが、これはオススメです。なんと言っても、華氏911がそこで語られている事を知った所で日本に住む私達が自分たちの生活を守るためにできる事がとても少なかったのに対して、スーパーサイズ・ミーは毎日の食事の話なのですから。
2004年12月25日 手垢にまみれた「パンドラの箱」
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知り合いのパン屋で買ったパンを食べていたら、中から髪の毛が出てきてビックリしているtibです。そのことを告げたらなんて言われたと思います? 「ゴメンねぇ。気を付けてはいるんだけどねぇ、でも見つけたのがtibでよかった...」。...確かに他のお客さんに当たるよりはマシなんでしょうけど、他に言い方ってものが...。
さて、先日のつぶやきに書いていた「風味堂」のライブに行ってきました。この日のライブを見るためだけに広島から出てきた(しかも翌日の飛行機で広島へ帰っていきました)旅仲間"F"と一緒に会場へ向かい、"F"の元同僚"N"さんと合流しました。この"N"さん、私とは初対面なのですが、"F"よりも筋金入りの風味堂ファンです。元同僚というからには広島で働いていたはずなのに、風味堂の追っかけをしたいがために仕事を辞めて東京に出てきたというのです。で、NEET歴2ヶ月。このご時世になんでそんな事ができるのか私には信じられません。
で、気になるライブそのものなんですが、ハッキリ言って私には不満が残るものでした。...いや、別にオールスタンディングだったから足が痛くなって...とかではなく。
- 私の目の前に190cmはあろうかという大きな人が立っていて、あまりステージが見えなかったんです。客席最前列の真ん中にも「力士?」と思うような大きな人(風味堂の関係者らしいです)が、これまた大きな帽子をかぶったままでいて、邪魔な事、邪魔な事...。
- 演奏自体が期待していたほどには良くありませんでした。なんというか、3人の演奏がバラバラだった感じです。でも周りの観客は「うゎ、アイツら、半端ねぇウメーぜ」と繰り返し言っていたので、私の期待が高すぎただけかも知れません。
- ライブでは来月発売予定の新曲も演奏していたのですが、これが「本当にこの歌で売れようと思ってるの?」と問いたくなるような曲だったんです。...いや、変な曲というのではなくて、毒気が薄いというか妙に普通っぽいんです。インディーズ時代のCDやメジャーデビュー曲を聴いて、スピード感のある曲と社会をキツく風刺した詩こそが彼等の魅力だと思っていたので、もう少しこの路線で押してくることを期待していたんです。
前述の"N"さんに訊いてみると、「3つの個性がぶつかり合うさま」というのを強調すべく、髪型を変えるよう事務所から指示があるんだそうです。ルックスに対して指示があるくらいですから曲の演奏、選曲、作曲に至るまでいろいろ細かい指示をされている事でしょう。もしかしたら彼等の今後の作品は、事務所が事前に行ったマーケティングリサーチの結果に沿うようなもの以外、全てお蔵入りになってしまうのかも知れません。そう考えると、ネットをフル活用してインディーズでもそこそこのセールスを挙げられるようになった今では、ムリに「メジャーデビュー」という道を選ばなくてもいいんじゃないかな? と思ってしまいました。思うような身動きが取れなくなるほどいろんな人の手垢にまみれてしまう前に、スタッフとよく話し合って自分たちのやりたい曲の方向性と、赤字にならない程度には売れてくれる曲をという考え方との妥協点を見つける事ができなかったら、このバンドは1年持たないかも...と危惧を抱かずにはいられない、別の意味で緊張感のあるライブでした。
2004年12月21日 謝り方を誤った...?
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ここ数日、親や兄に頼まれてPCで年賀状作りをしていたtibです。兄とはなかなか会えないので大まかな指示だけをもらって適当に図案を作ってネット上に置き、メールで「もっとこんな風にして」と更なる指示をもらう...という方法を繰り返し、結局作った図案は10種類に達しました。
さて、今年もいろんなニュースがありました。災害関連のニュースが多いのは今年の特徴ですが、ここ数年個人的に気になっているのは企業や個人の不祥事が明るみに出たときに繰り返される「謝罪会見」です。今年もいろんな人がカメラの前で頭を下げました。
だいたいどこの会見でも「この度、このような事が起きた事は、誠に遺憾であり...」と頭だけは深々と下げるものの本当に申し訳ないと思っているのか、ここから大きなものを学んで今後に生かしていくのか、疑問に残るものが多いです。私のようなひねくれ者は「丁寧に頭下げてるけど心の中では『事件にはまったく関係ない俺がなんでこんな事しなくちゃいけないんだ』とか『もう数年表沙汰になるのが遅れてくれれば静かに余生を過ごせたものを。』なぁんて思ってるんじゃないの?」と勘ぐってしまいます。しかもひねくれ者の私はここで終わらず、さらに180度ひねって、謝罪している側の立場で先程の「勘ぐっている自分」に反論します。「じゃぁ、今年お笑い芸人がやった謝罪会見みたいに号泣しながらすいませんでしたと叫べば信用するのかよぉ」と。えぇ、多分泣かれたら泣かれたで「泣けば済むと思ってるの?」と思うでしょう。「謝る」って難しいものですね。仮に「こうすればいい」というコツがあったとしてもそれに則っていると「自分の言葉で謝っていない、誠意が感じられない」と批判されるでしょうし。
日曜日のNHKの謝罪番組を見ていて、海老沢会長が並べる謝罪の言葉・今後の対策などの説明の言葉は、少なくとも私には全く響いてきませんでした。「2時間ちょっとの間、針の筵でガマンすれば禊ぎは済むんだ」と考えているようにすら思えました。今払っている受信料を止めたくなったほどです。番組に出演していた鳥越俊太郎氏が番組終了間際に言った「会長の精神論はイヤという程分かったが、いつまでに何をするという具体策は何も見えてこなかった。私はこの番組を見て受信料を止める人が更に増える事を危惧する」という言葉がとても的をえていました。
個人的にはNHKには、まず放送法の正しい説明と、法令遵守のための仕組み作りをしてほしいです。「テレビを持っているだけでNHKに受信料を支払わなくてはならない」ではなく、「テレビを買った時点でNHKと受信契約したことになる。解約もできる」が正しい、って皆さん知ってますか? 受信契約しているのに受信料を支払わないのは違法ですが、NHKに電話して契約解除すれば合法です。問題は契約解除したところで家のテレビは依然NHKを見る事ができてしまうという点です。視聴者に契約解除する権利があるなら、解約した人のテレビではNHKが映らないような仕組みを作る必要があります(地上波放送が全てデジタルに切り替わるのを待たないと難しいかな?)。そうやって契約/解約を自由にできるようにして、何か問題があったらすぐ視聴者の反応がすぐ受信料に現れるような体制を作る事がNHKの自浄能力を上げるために必要なんじゃないか、と思ってしまいました。
2004年12月17日 恐竜家族
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風邪で寝込んでいたり、用事があって朝早くから出かけていたり、単純に朝寝坊したり...、といろんな理由でことごとく不燃ゴミの日を逃し続けていたのがやっと昨日出せてホッとしているtibです。あ〜貯め込んでいたのが生ゴミでなくてよかった。
皆さん、「恐竜家族(Dinosaur)」って番組知っていますか? 7〜8年前にNHKで放送されていたものなんですが、セサミストリートのマペットなどを手がけたJim Henson companyが制作した人形劇...というか、かなり人間くさいドラマでした。人形・着ぐるみとはとても信じられないくらい表情豊かなキャラクター達が織りなすドラマは現代の人間社会を鋭く風刺していて、時に食物連鎖や麻薬問題などの重すぎるテーマにも正面から取り組み、それでいて嫌みなくスンナリと見せてくれる、とても子供向けと分類するには惜しい秀逸なドラマでした。
中でも特筆すべきは最終回でした。大まかなストーリーはこんなのでした。
- 年に1回、カブトムシの大群が渡り鳥のようにやってくる特別な日。その姿の美しさを見る事が恐竜たちの間で年に一度の自然が織りなすエンターテインメントになっていた。
- 渡ってきたカブトムシ達は繁殖のため沼地に集まるはずだったのに、その沼地は埋め立てられて工場と化していた。しかも工場に集まってきたカブトムシ達を工場側の恐竜達が駆除してしまった。
- カブトムシがいなくなったため、カブトムシ達の食料となるはずだった草が異常繁殖する。その多さに恐竜たちの文明生活が混乱する。
- いくら刈り取っても次から次に生えてくる草をどうすればいいか、利益第一主義の企業が最も手っ取り早い方法をと考えた結果、恐竜たちは街中に枯れ葉剤を撒いた。草はなくなったが、植物という植物が枯れてしまった。
- 植物を取り戻すためにはどうすればいいか、またもや利益第一主義の企業が最も手っ取り早い方法をと考えた結果、雨を大量に降らせればいいという結論に達し、雨雲を大量発生させるために火山という火山に爆弾を投げ込んだ。
- 火山は噴火し、雨が降ってきた。しかし、空を覆った煤は数万年にも渡って地表から日光を遮るほどの量だった。
- 降ってきた雨は雪に変わっていった。どんどん気温は下がっていく。しかし利益第一主義の企業は暖房器具を売る事ばかりに熱心で事の重大さに目を向けない。
- 自然を破壊した愚かさにやっと気づいたときにはもう何もかもが取り返しのつかない事になっていた。最後にテレビからキャスターが天気予報を告げる。「長期予報です。ずっとずっと雪が降り続きます。暗く寒い日が続きます。それではみなさん、おやすみなさい。さようなら。」
もう少し詳しいストーリーを知りたい方はこちらをどうぞ。
今年、「隕石衝突の時の衝撃で地球全体が200度以上になり、恐竜を始め地表にいた動植物は2時間以内に絶滅したはずだ」という新たな学説が発表されましたが、それまでの定説にリンクさせた、衝撃的なほどによくできたストーリーでした。「恐竜家族」が今でもレンタルビデオ屋に置いてあるかどうか解りませんが、もしあったら絶対にお勧めです。破滅への道を進んでいるというシグナルがあったのに目先の利益しか見ようとせず、時間のかかる地道な方法よりも手っ取り早く効果を出せるだろうとの推測だけで自然を力でねじ伏せようとして更に破滅への道を進んでしまう...という展開は、「生活レベルは落とせない」という理由で環境問題をつい後回しにしてしまう現代社会を強烈に風刺...いやもう、警告と言っていいのかも知れません。
アルゼンチンで行われている温暖化会議(COP10)で改めて「京都議定書を批准しない」と述べたアメリカの姿に、ふと昔見たテレビ番組を思い出してしまいました。
2004年12月13日 公式サイト、また削除
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どうやら風邪をひいたらしく咳やら熱やらで苦しい日々を送っているtibです。しかも足が巻き爪になってしまい痛いのなんの、普通には歩けないくらい。巻き爪の治療を行っている病院のwebサイトを検索したら症例の写真がたくさん出てきて、「...私の方がもっとひどい」ということに初めて気づき、ついに我慢の限界を超えて診察の予約を入れてしまいました。
さて、ゆうべ金木犀さんからご指摘頂いたのですが、公式サイトのとくまるレシピ集がまた削除されたようです。ここまで何度も削除されるとこっちも慣れたもので、公式サイトからとくまるレシピ集のページを自動でダウンロードし、Not Foundになっているページを検索し、削除されたページへのリンク部分を自動で削除する...。ほとんど作業に時間はかかりませんでした。
それにしてもせっかくのページをなぜ削除するんでしょうね? 公式サイトのレシピ集が充実しているとレシピ本を出版しても売れなくなるから? ...それもあるかも知れません。でも最近の公式掲示板を見ていると、別の理由があるような気がしてきました。
最近の公式掲示板は以前よりも「レシピを教えて」という書き込みが多くなったように思います。それも「見損ねたから」という理由が増えたような...。つまり、後でサイトをチェックすれば番組自体は見なくてもいいや、という人が増えたんじゃないでしょうか。「番組は見なくてもいい」ということは、視聴率が期待していたほど伸びていないのでは? と。今年4月のリニューアルを私は「主婦向け番組からの脱却」と以前つぶやきに書きました。学生やOLも楽しめるような番組を目指すのでは? と書いたのですが、狙ったはずのそういう若い人達は毎日2時間弱の番組なんて見ていられないのでしょう。必要な所だけザッピング(←私だ)、もっと手軽にwebで検索で済ましちゃえ、という方向に流れてしまったのでは? と。
TBSのトップページにあるアクセスランキングを見るとはなまるマーケットは常に上位にランクされています。でもゴールデンタイムの番組にもひけを取らないアクセス数を誇っているにも関わらず、「はなまるの視聴率が目覚ましい伸びを見せた」という話は聞きません。番組自体を見てほしいのに、視聴率が伸びてほしいのに、視聴者の為を思ってwebサイトを作っているのに視聴しない人達にとってばかり便宜をはかることになっては本末転倒じゃないか? と。そんなサイトなら力を入れる必要ないじゃないか、と。
TBSのトップページにアンケートのお願い(今日のお昼が締め切り)を見つけました。奇しくもその設問の中には明らかにwebサイトが視聴者の番組との関わりに与える影響を問うているものがあり、それを見たとき私の中で断片的に思っていた事が一気につながったような感じがしました。...というわけで、私の勝手な推測でした。
ファンサイトの管理人の分際で何を偉そうな事を言ってるんだ、と思われるかも知れません。でも私は、webサイトのアクセスの多さも視聴率と同様、正当に評価して他の曲の番組や全く別の業種の会社とも競争できればいいのでは? と思います。アクセスランキングが表している通り、はなまるマーケットの公式サイトは安定した高いアクセス数があるのですから、そのアクセス数に見合う収入が得られるビジネスモデルさえあればいいのです。そうなれば公式サイトの管理ももっとうまくやってくれそうな気がします。...アクセス数に見合う収入ってのがいくらくらいなのか解りませんけど。
ってアドバイスしたらこっちに流れてきてくれるかなぁ?
2004年12月01日 先月分の収支報告
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昨日のニュースで初めて「卵が値上がりしている」という事を知ったtibです。知り合いが数年前から養鶏を始めていつも配達してくれるため、スーパーで卵売り場に寄りつかなくなってしまったからなのですが、そういやそろそろ配達に来てもいいはずなのに全然来ないなぁ、まさか値上げを考えているのかな? と思って訊いてみたら、体調を崩して入院されたとの事。ペットのつもりで飼い始めたはずの鶏がどんどん数を増やしていって、今やこの辺では「卵のおばさん」で通じるようにまでなった彼女は、商品の値上げをする前に自分が音を上げてしまったのでした。
さて、先月と同じくこのサイトの収支報告です。
収入 | 支出 | ||
---|---|---|---|
先月までの収入 | ¥965 | 先月までの支出 | ¥6,800 |
amazon (7件) | ¥263 | ||
楽天市場(7件) | ¥596 | ||
TSUTAYA(0件) | ¥0 | ||
キュリオシティ(0件) | ¥0 | ||
トイザらス(0件) | ¥0 | ||
日比谷花壇(0件) | ¥0 | ||
合計 | ¥1,824 | 合計 | ¥6,800 |
アフィリエイトにご協力してくださった方々、ありがとうございます。
アフィリエイトといえば、実は楽天ではつい先日まで「アフィリエイトアワード」なるイベントが行われていました。ここのようなアフィリエイトサイトの中で売り上げを競わせて上位には10万円分のポイントがもらえる、というものです。私は売り上げを競うつもりはなかったのでエントリーすらしませんでしたが、先日発表されたグランプリのサイトをちょっと覗いてみたら驚きました。魅力あるサイトのおまけとしてバナーが貼ってある、なんてものじゃありません。コンテンツ全てがアフィリエイトなのです。その人のお気に入りの商品(化粧品やアクセサリー・下着が中心でした)を写真と自分なりの感想で紹介していて、大手の通販サイトとまったく遜色ないように見えます。もうここまでくれば「楽天の代理店」...いや、「支店」といってもいいくらいです。在庫管理も顧客管理もしなければ、取引上の何の責任も負わない「支店」です。最近よく「主婦が自宅で月ン十万稼ぐ!!」なんて話題が取り上げられたりしていますが、ここまでやるのか...と、ちょっとひいてしまいました。多分うちよりずっとラクしてずっと一杯稼いでいるんだろうけど、全然羨ましくないのでした。