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2006年08月30日 日本版・オーマイニュース

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先日のtiblogで書いた大学時代の後輩が、「これまでの不可解な出来事が全部旦那の仕業だったと本人が認めた」と報告してきてくれてホッとしているtibです。私が勧めたとおり離婚の準備を進めているそうですが、成立までにはまだ紆余曲折がありそうです。

さて、つい先日、ネット上でおもしろい試みがスタートしました。「オーマイニュース」といって、市民が記者として活躍するニュースサイトです。元々は韓国で始まったものらしいですが、その日本版を鳥越俊太郎さんが旗振り役になって始めたものです。

ニュースといえば、新聞社の記者が取材したものか、通信社から配信されるものを載せるだけでしたが、このオーマイニュースはあくまで一般人(プロのジャーナリストも参加OKだそうです)が記事を書いて投稿するという形を採るのです。掲載された記事を書いた人には原稿料も出るそうです。もしかしたらこれを読んでいる方々の中にも既に「市民記者」として登録している方がいらっしゃるかも知れませんね。

私がこの市民記者募集を知った時、自分も応募してみようかとも一瞬思いましたが、すぐにやめてしまいました。無責任にいいたい放題な人達がたくさんいるネット上で、市民記者の書く記事が信用してもらえるのか疑問だったからです。また、市民記者の書く記事に読者がつけるコメントは、それこそただ批判したいだけの辛辣な言葉しか並ばないんじゃないかと思ったからです。メディアの体裁をした2ちゃんねる、というのが私の第一印象でした。

で、そのニュースが今週正式にスタートしました。初日はアクセスが集中したのか、システムにトラブルがあったのかとても重くて、まともに読む気になれないくらいでしたが、だんだん落ち着いてきたようです。で、読んでみると...、んー、見方の偏った記事、罵詈雑言のコメント。やっぱり予想した通りでした。単に個人のブログを集めた感じ。でも中には光る記事もあるようです。今はまだ玉石混合、まさに混沌とした状態ですが、このニュースを読みつづけることで記事を書く方も読む方も成長できればテレビや新聞にない新しい形のメディアになれるかも知れません。

んー、今月は久しぶりにいいペースでtiblog書けたなぁ。

2006年08月27日 筑波夏の8耐 2006

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この1週間で3度も結石の痛みに襲われ、2度病院に行ったものの、「痛み止めを打つ位しかありませんねぇ」「レントゲンには石が映っていないので超音波で破砕しようにも正確な位置が解らない事にはやりようがありません。ご希望なら入院してもらって何日かかってでも探し出してもいいですけど、勝算は低いですよ」「自然に出るのを待った方がいいんですけどねぇ、破砕しても体を傷つけるだけですし」と、やる気の感じられない対応に愕然としているtibです。...いや、結石ってそういうものなのかも知れませんけど、いつもと違う病院に行っても同じような対応だったのでセカンドオピニオンも何もありませんでした。

さて、昨日は私の中では毎年恒例となっている、「自転車8時間耐久レース(筑波夏の8耐)」に行ってきました。去年一昨年もつぶやきに書いたので、3年連続で同じ話を書く必要もないだろうと思っていたら、やっぱりこのイベントはネタの宝庫です。

もうこのイベントに参加し続けて何年になるか解らないくらいですが、それだけ回を重ねているとメンバーが引っ越しなどで離れていったり新しく仲間入りする人が出てきたりするものです。中には引っ越した先で新しいチームを作って参戦してきたり、名古屋から丸1日掛けて自転車でやってきてレースに臨む猛者もいます。

年々過密レースになっていくこのイベント、384チーム参加した前回・前々回は転倒事故が多かったそうで、今回は定員を減らして313チームの参加でした。去年選手達から不評だった芸能人チーム(いや、悪いのは芸能人ライダーではなくその取材陣なんですが)もいませんでした。そのためか今回はわりとゆったりした雰囲気で、大きな事故はなかったようです。例年猛暑に見舞われるのに、今年はず〜っと曇りで強い風もなかったことも幸いしたかも知れません。

ところがトラブルは思いも寄らないところから出てきました。各チームの成績は自転車に取り付けられた発信器からの情報を読み取って自動集計するのですが、その成績集計システムが15分ほど停まってしまったのです。その間の記録はなかったものとされてしまいました。まぁ、成績上位を目指すチームならともかく私たちにはあまり大きな問題ではないんですが。それでもこれまで一度も起きた事のないトラブルだったので、後日送られてくる走行記録が一部データの抜け落ちたものになっているのはちょっと寂しいものがあります。

なんとか今年も私たちのチームは、怪我人も病人も出さず、タイヤひとつパンクさせることなく無事にレースを終えました。そそくさと荷物をまとめて「あぁ、何かとイベントの多かった8月ももう終わりだなぁ」なんて思いながら帰ろうとしていたところにビッグなサプライズが。なんと私たちのチームが、クラス別(選手の性別や使っている自転車の種類などでクラス分けされています)順位でベスト10に入っていたのです。急遽帰り支度の手を止めて表彰式へ。こんな事、初めてです。...いや、いつも順位発表なんて誰も気に留めていなかっただけで実は去年も一昨年も入賞していたのかも。...いや、今回は参加チームが少なくなったから、前回出ていた有力チームが出ていなくて繰り上げ入賞みたいなものだったのかも。

結局打ってもらった痛み止めの注射は結石の痛みを忘れるほどの痛さでした。
3日経っても注射跡の痛みが消えません。

2006年08月24日 新製品というリスク

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「うちのレストランのwebサイトを作ってほしい」と頼まれて、ドメインを取って「工事中」と書いただけのページを作ったものの、それ以上のネタ(メニューとか住所とか営業時間とか)を全然くれないのでそのまま放っていたら、そのサイトのURLが載ったパンフレットが配られていてビックリしているtibです。いやいや、今のままじゃせっかくアクセスしてくれた人達は二度とアクセスしてくれなくなっちゃいますよ? ...水面下で動いていたとしても、一定の条件を整えるまでは発表しちゃいけませんよって言っておくべきでした。

さて、何ヶ月か前に「IE (Internet Explorer)」のバージョン7がMicrosoft社のwebサイトからダウンロードできるようになりました。このサイトのアクセス解析を見ていても、約1割の方々がIE7をお使いになっているようです。先日、このIE7ユーザーの方から質問のメールが来ました。

私の環境(Win2000 + Firefox 1.5.0.6, Opera 9.01, IE 6sp2)では、そのような症状は確認できなかったのですが、ユーザースタイルシートか広告画像のブロック設定が悪さをしているのでは? とお返事しました。お使いのブラウザがIE7だと解ったのはその後でした。いろいろ条件を変えて試してみると、3点目に関してはIE6sp2でも再現できました。

実はうちでもIE7にアップデートしてみたのですが、IE7に変えた途端、いろんなところで問題点が出てきたため、IE6.0 sp2に戻してしまいました。そもそもIE7はまだβ版(作りかけ)なんです。PCに詳しくて好奇心の旺盛な人達に、よってたかって使ってもらって、どこかおかしいところがあったらMicrosoft社に報告してもらおうという、人海戦術が目的で公開しているに過ぎません。PCに特に詳しいわけではない一般ユーザーが今の段階でIE7に乗り換える事は私はお勧めしません。正式版がリリースされてもこれまでの経緯から見て、Microsoft社製品の場合、サービスパックという更なる不具合修正版が出るまでは手を出さない方が無難でしょう。

これまでtiblogでは何度となくFirefoxの使用を勧めてきましたが、今でも圧倒的にIEユーザーが多いのは変わっていません。もちろんFirefoxが完全無欠というわけではありませんが、IEよりははるかにマシです。他にもwebサイトをいくつも作っている者として、みんながIEを捨ててFirefoxを使ってくれればいいのに...と日々願っていますが、そんな日は遠そうなので、IEで起きる問題を放っておく訳にはいきません。なんとか原因を突き止めて直して行かなくては。

今回のMsFCの表示不具合は、私の手元にないWinXP + IE7という環境だったので、この方からのメールだけが頼りでした。私には解らない問題点をご指摘下さり、ありがとうございます。一応正しく表示できる事はIEでも確認しているつもりですが、メインで使っているブラウザがFirefoxなので、見落としがあるかも知れません。もしMsFCのページ表示でどこかおかしいところがありましたら、どんどん私宛にお教え下さい。よろしくお願いします。

IE7の正式版はMicrosoft Updateで自動的にインストールされるそうですけど
そんな、強制的にインストールさせるなんてやり方、とっても不安です。

2006年08月21日 一寸先は闇

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連日の暑さから逃避するために、頂いたメロンを一口大に切ってタッパーに入れて冷凍庫へ入れて、凍ったところでかき氷器にかけて、「これが本当の氷メロンじゃぁ」と自己満足に浸っているtibです。当然ながら記憶にある氷メロンとは似ても似つかぬ味でした。他にもキウイ、パパイヤ、マンゴーなども。

さて、先日のtiblogで「緑内障の恐れがある」と脅されましたが、身に覚えのある私としては癌の疑いよりもリアルに感じられるので、再検査(9/6)までちょっと落ち着かない日々を送っています。緑内障って、今はそれほど酷くなる事はないとは言うけれど、進行を遅らせるだけで治す方法はまだ確立していませんし、目の病気なのに本人が気づいていないうちに進行するので、ある日気づいたら失明していた...なんて事にならないかと思うと気が気でなりません。目が見えなくなるってどんななんだろう? 今まで視覚障害者にもアクセスしてもらえるwebサイトづくりを意識してはいたものの、自分がそうなるなんて考えた事はありませんでしたし。

というわけで行ってきました。「Dialog in the Dark」。...いや、別に視覚障害の予行演習のつもりで行こうと決めたワケじゃないんですけどね。緑内障の疑いを掛けられるずっと前にチケットは買ってありましたし。えーと、Dialog in the Darkというのは要するに、世界中のあちこちで行われているイベントで、真っ暗な中に入ってみよう、というものです。暗闇の中のガイド役として、視覚障害者の方が付きます。実はこのイベント、去年もやっていて、行ってきた知人が強烈に勧めるものですからじゃぁ行ってみようかと感化されたものの、前売り券は完売。当日券も毎日電話を掛けていたのに全然取れないくらいのプラチナチケットで、泣く泣く諦めていたんです。そんなわけで、今年は入念にチケット情報を集めて速攻で取りました。

会場に行くと、まず手荷物を預けさせられます。ポケットに入れてあっても携帯電話や腕時計など、光る物・音の出る物は預けさせられます。ミュールやハイヒールで来た人はスニーカーに履き替えさせられます。接地面積の多い履き物で体験してほしいということだそうです。地面の感覚を感じ取ってほしいらしいので接地面積が多くても厚底ブーツもダメなんでしょう。

私の組(8人)が揃ったところで係の人に誘導されて、先へ進んでいきます。進むたびに少しずつ暗くなっていき、視覚障害者が使う白杖を渡されます。この時点ではやっと物の形が解るかな? というくらいです。怖い物見たさ(見えないけど)で他の人より先を行ってると、...ん? 何かあるぞ? おそるおそる手を伸ばしてみると、「あ、すいません」!!先頭を進んでいると思っていたのに人が立っていたのでビックリしてしまいました。この方が今回の私達のガイドでした。簡単に全員の自己紹介をして、とにかく暗闇なので声を掛け合う事を意識して下さい、と注意を受けて、いよいよ真っ暗闇の中へと入っていきます。

頭では解っていたのに、本当に何も見えません。1歩踏み出すのがとても勇気の要る事なのです。頼りは白杖の感覚と周りの音だけです。...嘘です。白杖なんてろくに使えません。とにかく手を伸ばして、壁を伝って歩くのが精一杯です。室内だからこれで何とかなりますが、屋外だったら情けない事に1歩も進めないでしょう。なのに、なのに。ガイドの方は

「はい、こっちですよ〜」
「あ、そっちは足場が悪くなりますから気をつけて」
「皆さんちょっと小さく固まりすぎですね。もうちょっと広がってもらえますか?」

...あなた本当に視覚障害者ですか。暗視スコープでもつけてるんじゃないんですか?

しばらく行くと暗闇にも慣れてきて、白杖の感覚を頼りに歩けるようになってきました。もちろんそれだけじゃなくて足の裏から伝わってくる感触や周りの人達の声が大きな手がかりになります。

「はい、ココにドアがありますよ〜。頭気をつけて。」
「すいません、ココって言われても解らないですぅ」
「じゃぁちょっと手を貸して...あなた、手はどこですか?」
「ココです、ココ」
「あなたもココって言ってるじゃないですか」
「じゃぁこれならどうです? (と、その場で手を叩く)」
「あー、はいはい。(手を引いて)ココです。解ります?」
「あー、解りました。コレですね。んー、コレはコレとしか言いようがない。」

これまで目が見えているという事に甘んじて、言葉で伝えるということをこんなにも疎かにしてきていたのかと、自分の表現力の拙さに愕然とします。そもそも何かを見つけた時に、言葉どころか声が出てきません。こんなたどたどしい足取りでも、丸太橋を渡ったり階段を上り下りしたり、そこにある物を触って確認し合って、コミュニケーションの取り方を文字通り手探りしていると、そのうち初対面の人同士なのに強い連帯感が生まれてきます。普段なら有り得ないくらいに他の人と接近しています。知らない人に手を握られたり腕を捕まれたりしたら「なんだ? この人」と変な目で見てしまうのに、今はそれが嬉しいというか安心させてくれます。

「あ、そっちに何かありますよ。気をつけて」
「えっ、えっ!? 何があるの!?」
「嘘ですよ。何もありませ〜ん...って言ったら信じます?」

...なんてボケをしてみようと最初は思っていたのですがとてもそんな余裕はありません。他の人達の言葉を信じざるを得ないのです。自分には解らないのですから。こんな所に嘘つきがいたらこのグループは大混乱になってしまいます。「コイツは邪魔者だ」なんて思われたりして、置いて行かれたら自力ではどうしようもありません。そこにいる誰もが恐怖は暗闇ではなく偽情報から始まる疑心暗鬼だと、相手を信頼する事・相手から信頼される事のみをする事が光明なのだと気づいていたと思います。

1時間強のツアー(?)を終えて、お互いの姿を確認して、ちょっと感想を述べあってから解散になりました。個人的にはこの人達ともっとずっと一緒にいたい感じでした。目が見えていたからこそ見失っていたものがたくさんありました。目が見えない事は不便ではあるかも知れないけど全然不幸ではありませんでした。これなら、緑内障が進んで失明してもなんとかなるかな? と思いました。

「Dialog in the Dark」は9月12日までやっています。はっきり言ってこれはお勧めです。去年知人が私に強烈に勧めたのも解った気がしました。もしこれに興味が涌いた方がいたら、私は1人で行くかお互い少し時間をずらした回のチケットを取る事をお勧めします。知り合いと行くとどうしても知り合い同士でくっつこうとするからです。8人+ガイドの1人が1つになって進むには、知り合い同士でくっついて他の人とのコミュニケーションを軽んじるのはマイナスです。

...いや、見えた方が便利なんで視覚は失いたくないですけど。

2006年08月19日 祝・MsFC 3周年

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昨日、さいたまスーパーアリーナで宇多田ヒカルのライブを観に行ってきました。彼女の体調がよほど良くなかったのか、オープニングから声にのびがない、高い音が出ない、音程は外れまくり...と、もしかしたら私の方がうまいんじゃないかと思えるくらいのひどさだったんです。彼女もいつもの調子が出ない事にいらだちを感じていたのか涙目で、ライブの途中で「ゴメン、2分待ってくれるかな」と言い残して引っ込んでしまいました。数分後に戻ってきたヒッキーは、別人のように(...はちょっと言い過ぎ)声が出るようになっていて、一体ステージ裏で何があったんだろうと不思議でたまらないtibです。はじめは「CDでも流して口パクなのかな?」とか「ヒッキーは実は双子で入れ替わったんじゃ?」とか考えていましたけど、まぁ高い音はやっぱり出ていないので、本人のようです。結局最後まで本調子にはならないままライブは終わりました。彼女は泣きそうになりながら「こんなに歌えていないのに応援してくれるファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と行っていたのが印象的でした。

さて、今日でMsFCは3周年を迎えました。これもひとえに、ここに集まっていろんな話題を提供してくださる皆さんのおかげです。MsFCの管理人としては、新企画を考えてはいたものの何一つ実現できないまま1年が過ぎてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日からの1年ではもう少しちゃんとしたいと思います。

1周年2周年の時には、ここでアクセス数のグラフをお見せしていました。あのデータは引き続き取っているのですが、ちょっと今日はそのデータが手元にないので、後日ここに追記します。恐れ入りますが、少々お待ち下さい。遅くとも、明後日(月曜)には何とかできると思います。

追記:2006年8月21日

この1年の、トップページのアクセスグラフはこのようになっています。

よく見て頂くと、去年のグラフとは縦方向の縮尺が違いまして...。このグラフを見る限りアクセスはかつての半分〜3分の1位に落ち込んじゃっています。ただこれには、掲示板やtiblogなどへのブックマークを登録していて、トップページを経由しないで直接飛んで行ってるような方々がカウントされていません。RSSを使ってサイトにアクセスしないままtiblogを読んでいる方もカウントされていません。なので、単純にこのグラフだけで悲観的には考えない方がいいですね。実際、掲示板にはいろんな話題を書き込んでくださる方がたくさんいますし。

ステージ裏に何があったんでしょう? たった数分で音痴が直って、のびのある声になる方法、教えてほしいです。

2006年08月17日 小泉劇場にアンコールを

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いつになくテレビで高校野球を見ているtibです。別に母校が出ているわけでもないのに。別に知り合いが出ているわけでもないのに。...あ、でも、知り合いの知り合いなら監督で出てました。早々に負けちゃいましたけどね。

さて、東北グダグダツアーの続きを書こうと思ったものの、あまりにグダグダ過ぎて話が広がりそうにないので別の話題に移ろうかと思っています。...ちなみに例の宿を出てから、金華山サン・ファン館に行ってきました。サン・ファン館では期間限定で、展示している帆船のマストに登らせてもらえるそうで、限定ネタに目がない私としては心揺れまくりでしたが、あまり時間に余裕がなかったのと、小学生が何人も並んでいたので泣く泣く譲る事にしました。右の写真に人が登っているのが見えますか? (右の写真をクリックするとちょっと大きい画像が見れます)

えーと、話がそれてしまいましたね。久しぶりに新聞ネタで行こうと思ってるんでした。...先日小泉首相が、終戦の日に靖国神社を参拝しましたね。皆さんはあれをどう思いますか? 私は参拝その物よりも、その後の首相の会見が興味深かったです。特に「過去5年間の批判を考えると大方3点に要約される」というあたり。いわく、

これらの説明をメディアやネットでは「任期切れ間近なので言いたい放題」「自分勝手な解釈に基づく暴論」などと叩かれていますが、個人的にはとっても解りやすい理屈で、筋が通っているように感じました。むしろ、マスコミがただ首相を叩きたいだけという感じです。実際、中国に住んでいる友人に話を聞くと、街の人々は至って冷静で「たかだか1政治家のする事」と、あまり関心はないそうです。政治の関係はどうあれ、ビジネスではいい商売相手だからという所で割り切っているみたいです。国内でもネット上のアンケートでは賛成派が多いらしく、「世論とマスコミの主張にズレがあるようだ」とか、「マスコミは自分たちに都合のいいところしか取り上げていない」といった論調もあります。

...とまぁ、首相寄りの書き方をしていますが、私は決して今回の首相の靖国参拝に手放しで賛成しているわけではありません。中国や韓国との、経済的なつながりでは大きな影響はないかも知れませんが、政治的にはギクシャクしたままです。総理は「粘り強く丁寧に説明を続けていくしかない」とこれまで答弁を繰り返してきましたが、任期切れは迫ってきました。このままでは「立つ鳥あとを濁さず」というわけにはいかなくなってしまいます。

先日の靖国参拝をマスコミは「小泉劇場最終章」と報じていますがそうでしょうか? もう小泉首相には何も打つ手はないのでしょうか? 例えば、世界中のありとあらゆる戦争の跡地を回って、行く先々で「不戦の誓い」をたててくるというのはどうでしょう? 今回靖国神社に参拝したようなことを、中国の南京虐殺記念館や、韓国の朝鮮総督府や、ドイツのアウシュビッツ博物館や、アメリカのパールハーバーなどでもしてくるんです。こういう事を書くと、「中国がますますつけあがって来るじゃないか」と反論してくる人もいるでしょうが、別に謝罪に行くんじゃないんですから。あくまで不戦の誓いのために行くんですから。世界の平和を祈りたいなら靖国だけにこだわる必要はないでしょ? 日本で誓えるのに海外で同じ事を言えないはずはありませんよね? 南京虐殺記念館はその意味でうってつけの場所だと思います。

tiblogでは書いていませんでしたが、私は去年の暮れに上海に行ったついでに南京に行ってきました。上海の人達に南京に行ってきた事を話すと「私達の国の歴史に向き合ってくれてありがとう」と感謝されました。「お前は中国の朋友だ」なんて、南京へ行く前とは全く違う扱いです。私はそこで日本人を代表して謝罪したわけでもないのに。

また、上海の学生が興味深い話をしてくれました。

「日本人は、『中国人はメンツにこだわる』と考えているかも知れませんがそれはちょっと違います。メンツにこだわるのではなく、メンツのバランスにこだわるのです。日本より優位に立っていたいのではなく、いつも対等でいたいのです。対等でいたいからこそ、傷つけられたプライドは早急に回復しようとするのです。」

うーん、ちょっとよく理解できないけど、というと、

「例えば小泉首相が南京虐殺記念館に参拝したらどうなると思います? 『日本の首相は中国にここまで礼を尽くしてくれたのに中国の指導者は日本に対して何もしないのか』って、中国政府に対して抗議行動が起きますよ。メンツのバランスとはそういう事です。そうなったら、いつの日か、中国の指導者も8月15日に首相と一緒に靖国に行くようになるかも知れませんね。」

もちろんこれは、一介の学生が言っているだけであって、中国政府の正式見解じゃありません。中国の世論でもありません。メンツのバランスという言葉には説得力があったものの、それを中国政府が実現するには、この学生が指導者になるくらいの年月が必要かも知れません。でも、過去を忘れないまま変わっていこうとする姿勢には強い希望が感じられました。

なんだか、重めのテーマで書くのが久しぶりなんで、文章がまとまってないです。

2006年08月10日 東北グタグタツアー・part 2

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以前のtiblogに書いた「結石か癌の疑い」について昨日検査してもらいました。どうやら癌に関してはシロ判定が出てホッとしているtibです。結石については、石の存在は確認できるものの小さいのでしばらく様子見という事になりました。ただそれとは別に、緑内障の疑いが浮上してきまして、また来月に再検査という事になりました。

さて、「東北グダグダツアー」の続きです。part0part1をご覧になっていない方はどうぞ。まぁ、part0・part1を読んでいないと理解できないような内容はありませんけど。

七夕の時期と重なっていたからか、単に予算を低く設定していたからか、仙台市内では宿が見つかりませんでした。一人旅なら野宿でも全然構わないのに、今回はそういうわけにはいかないので、ちょっと足を伸ばして石巻市に宿を取りました。野球の試合を見終えてから石巻へ向かったので、宿に到着したのは23:30くらい。宿に入るなり、

父「tib、お前は何を決め手にここを選んだんだ?」
私「値段。どうせ到着は夜遅くになるだろうから温泉宿とかでなくてもいいだろうと思って。」

た...確かにね、建物は古かったですよ。風呂・トイレも共同でしたし。いわゆるムードというものは皆無で、どちらかというと体育会系の合宿を思わせるような宿です。でもどうせ寝るだけじゃないですか。...こういう考え方、いけないのかなぁ? 寒ささえしのげれば、うるさかろうが、蒸し暑かろうが、虫がいようが、ゴツゴツした岩の上だろうが、電車の網棚だろうが眠れてしまう私は宿泊費をケチってしまう癖がついているようです。...と、なんとか説き伏せたまではよかったのに。

次の瞬間、母がいきなり大爆発。「なにこれっ!?」母は部屋のテーブルに備えてあったお茶を煎れようとしてたんです。ところが急須に茶葉を入れようとしたら、中身は茶葉ではなく使用済みの茶殻がどっさり。...んー、どんなに宿側の人の立場で考えても、さすがに茶葉が入っているはずの所に茶殻が入っているのを正当化できる理由が見つからないぞ? 仕方がないので私が宿の方にそれを見せて、女将さんに丁寧に謝っていただき、なんとか母の怒りも収まったようです。

翌朝、宿で朝食を摂りました(←寝るだけの宿じゃありませんでしたね)。「体育会系の合宿を思わせるような宿」と書いただけあって、朝食の量が多いです。とても食べ切れません。和室に宿泊客の数だけお膳が並べられていて、そのお膳に乗りきらないくらいの料理が。で、宿の方がごはんや御味噌汁を装ってくれたり、お茶を入れてくれたりするのですが、もうお膳の上は一杯なので脇の畳の上に置くんですね。んー、気の持ちようです。こういうものなんだと納得してしまえばいいのは解ってるんですが、畳の上に直接茶碗を置くのにまた母の顔が強ばってきているのがヒシヒシと伝わってきます。そういえば廊下に長いテーブルが畳んで積んであったじゃない? わざわざ一人分ずつお膳に乗せないで、長テーブルがあるんだからそれをいくつか並べてくれた方が気分的には良かったなぁ。

朝食のおかずには、笹かまぼこがありました。こういうのは地域性を感じられてちょっと嬉しいです。

母「やっぱりこの辺といったら笹かまぼこですよねぇ?」
女将さん「関東の方は『仙台の笹かまはおいしい』なんて言いますけどね、こっちの方が本場なんですよ。」
私「...いや、それは『仙台圏』という意味合いで言ってるだけで石巻のより仙台のがいいと言ってるわけではないと...。」
女将さん「この笹かまはここからすぐ近くにあるお店で今朝作ったのを持ってきてましてね、材料もこの辺で捕れた魚しか使ってないんです。余計なものは一切入ってないのでお土産にもいいですよ。...あ、買って帰られます? なんなら私が今から行って買ってきてあげましょうか?」
私「いえ、結構です。後で自分で選びますから。」

えーとですね、この笹かま。ひとつずつ個別包装されていたんですが、その袋の裏を見ると、原材料表示の中にしっかり保存料とか書いてるんですよ。お茶の一件もあり、女将さんの話をそのまま信じるのには慎重になってしまったのでした。んー、私は普通、朝からグルメに浸りたいとも思わないので、宿の朝食というものには最初から期待していなかったのですが、今後1人旅でないときは少し気にして宿を選ぶようにしようと思ったのでした。

「緑内障検査の後は目がぼやけるので当日は車では来ないで下さい」って...。
病院へのタクシー代って医療費控除対象になるんでしたっけ?

2006年08月08日 東北グタグタツアー・part 1

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「親孝行、したい時には親はなし」という言葉がありますが、学生の頃は親に向かって「親が亡くなったら親孝行する気になってあげるから」と悪態ついていたtibです。ところがこんな言葉も昔の話。今は日本人の寿命も伸びたために、親は子が親孝行したくなる頃になっても生きているので、する気になるだけで済ませるはずだった親孝行を実践してしまいました。

というわけで、前回のtiblogに書いた「東北グタグタツアー」から帰ってきました。

出発前日の金曜日にガソリンの値段を調べていたら、近所のガソリンスタンドが1リットル131円だったので、そこで満タンにしてから行こうと思っていたのに一晩経って行ってみると...140円!? 我が目を疑うとはこのことです。なんで前日の内に入れておかなかったかと悔やまれてなりません。他のガソリンスタンドも軒並み141〜145円。んー、もう少し安いところはないのかな? ...と思っていたら、ありました。137円というところが。高速道路のサービスエリア内のガソリンスタンドです。んー、普通ならサービスエリア内のガソリンスタンドは割高というイメージがあるのに、ねぇ?

調べてみると、サービスエリア内のガソリンの値段は、日本道路公団の時代から価格の上限が決められていて、ガソリンスタンドの各店が自由に決められないらしいんです。しかも一度決めた上限価格は1ヶ月は変えてくれないので、今回のような急激な値上がりがあると高速道路で入れた方が安上がりになる事があるそうで。というわけで、高速に入ってから137円で給油しました。今月一杯はこの価格だそうですよ。

途中何度か立ち寄ったサービスエリアでは夏休みの時期だからかどこもちょっとした物産展。まるで食べ放題の店で自分の食べれる量を考えずに取りすぎてしまう子供のように、買いまくり・食べまくり、です。んー、仙台に着いたら牛タンを食べようという目論見なのに、こんなに食べてて入るのかな? ...という一抹の不安を抱えながら、仙台に着くなり牛タン屋へ。ここでも自分たちのお腹の調子など考えずに「せっかく主義」全開で美味しそうな物を片っ端から頼んでいきます。テーブルにも乗りきらないような料理がお腹の中に...やっぱり入りませんでした。すっごくおいしいのに。仕方がないのでタンシチューなどだけはしっかり食べて、残りは詰めてもらって持ち帰る事に。

牛タン屋を出た私達は一路、フルキャストスタジアム宮城へ。父のリクエストにより今回の旅のメインイベント「楽天 vs オリックス戦」です。さすがに食べすぎで動きが鈍っていたため、試合開始には10分ほど間に合いませんでした。私達の席は「フィールドシート」といって、本来の観客席より低い位置に作られた席でした。これがビックリするくらい迫力あるんです。ボールを捕った時の音とか、ボールを投げる時に振る腕の音とかが聞こえるんですよ。この迫力には、普段野球にあまり興味を示さない母もエキサイト気味でした。(右の写真をクリックするとちょっと大きい画像が見れます。バッターが清原なんですが...解らないかな)

で、1回ウラの楽天の攻撃。いきなり先頭打者から連続ヒットにホームランまで飛び出し、あっという間に4点先取。周りの観客からも「楽天じゃないみた〜い」と歓声が上がるほどの猛攻はそこまで。2回以降はピタッと打球が止まり、中盤に一場投手の調子が乱れると、キャッチャーのカツノリ(←野村監督の息子さんですね)のエラーや、助っ人外国人・リックの悪送球など、あれよあれよという間に点を入れられて逆転。関西出身と思しきの観客が「もうえぇわ、こうなったら清原にホームラン打ってもらお。そしたら諦めもつくやろ」と呟いたちょうどその時に清原がカキーン!! あまりのタイミングの良さに私の周りの人達だけは立ち上がって拍手喝采してました。「アンタが言うからや〜」「いっそ、この後の楽天の選手全員にもそう呟いたら楽天も逆転できるんちゃうか」と、ちょっと甲子園の外野席のような会話が。結局このつぶやき作戦は楽天の選手には通用せず、4-12の大敗でした。父は「負けるのは仕方ないとして、負け方が悪すぎる。よし、楽天ゴールデンイーグルスはもういいから、今度は茨城ゴールデンゴールズの試合を見に行こう」と言い出す始末です。

確かに弱いチームですけど、「球団の見せ方と観客の見方」はいいと思いました。試合途中に行われる、チアリーダー達の応援や、マスコットキャラクターが相手チームの選手を巻き込んでのミニコント(?)は、昨年パリーグ最下位だったのに黒字経営というすごさを感じます。乳母車&車椅子専用席も好感が持てます。また、観客のマナーのよさも、神宮や東京ドームや甲子園よりずっといいと思いました。例えばゴミの捨て方とかトイレの使い方とか、選手への野次とか。阪神みたいに風船も飛ばしていましたし。(こっちも右の写真をクリックするとちょっと大きい画像が見れます)

そう言えば私、楽天の試合を1度見にいってました。ヤクルトファンの悪友に連れて行かれて神宮球場へ。その時の楽天はなんとノーヒットノーランされてました。私って楽天には来て欲しくない客なのかも。

え? 風船なら甲子園の方がすごいでぇ...? はい、私もそう思います。

2006年08月05日 東北グダグダツアー?

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まだ今年になってから旅らしい旅をしていなくてかなりフラストレーションのたまっているtibです。もともとこの夏は北朝鮮に行くつもりで計画を立てていたのに、テポドン騒動で外務省から渡航自粛要請は出るわ、大雨による水害でアリランが中止になるわ...で急遽見合わせる事にしたんですね。で、慌ててどこか別のところを...ってことで、以前住んでいたイスラエルに行こうとした矢先にレバノンと戦争が始まっちゃって。んー、来年4月にパスポートを更新したらレバノン・シリア・ヨルダン・イラン辺りにも行きたいと思っていたのに、それも難しそうですよね。

さて、私はMsFCでは家族や親戚の話はなるべく書かないようにしています。あんまり家族構成などを明らかにしておきたくないというのもありますが、それ以上に、キャラが濃すぎて話が嘘っぽくなるからです。例外的に両親のボケぶりだけは身内の恥として何度か書いていますが、あれはまだかわいいレベル(両親以外の家族・親戚については自主規制)です。というわけで、ネタに困ったときは親にすがってしまいます。

先日、実家で両親と話していたときの事。

父「おぅ、tib。お前の薦めで買い換えた携帯電話。あれダメだな。」
私「何かあったの?」
父「通話中にいきなり切れて、それ以降どこをどうしても動かないんだ。」
私「どれどれ...。電池が切れてるだけじゃない?」
父「そんなはずはない。先週充電したばかりだ。」
私「普通2〜3日に1回、出来れば毎日充電し直さなきゃダメなんだよ...。お父さんがこれまで使っていた機種は、携帯電話の中では特別に電池の長持ちする機種だったんだよ。だって液晶画面がなかったから。」
父「充電すれば使えるようになるのか? (充電器にセットして)...使えないじゃないか。」
私「...電源入れなきゃ充電したって無理だよ。」
父「押したけど反応がないぞ。」
私「...2秒くらい押し続けるの。」

父「それはそうと、tib。今度仙台あたり行ってみようと思うんだが」
私「あー、いいんじゃない? そろそろ仙台じゃ七夕だし。」
父「じゃ、宿の手配と、運転手頼む。」
私「はぁっ!? 2人で行くんじゃないの?」
父「まぁ、ガソリン代くらいは出してやるから。」
私「高速代も出してくれないと...。いやいや、そういうことじゃなくて。」
父「それから仙台に行くんなら楽天の試合のチケットも、な。」
私「そ...それはまず楽天のスケジュールを調べてみないと。」
父「なんだ、仙台に楽天の球場があるんだろ?」
私「あるけど。少なくとも年間の半分は相手チームの球場で試合してるし。」
父「ん、まぁその辺も含めて調べてくれ。」
私「で、いつ行くの?」
父「だから、楽天の試合のある日で、お前の都合のいい日。こっちは時間には余裕あるんだから。」
私「...第一条件が野球なのね? 私の予定はその次で。」

私「で、野球観るのはいいけど、他にどこか行きたいところはないの? それ次第で宿探すから。」
母「どこかおもしろそうなところ知らないの?」
私「あー、松島のイクラ丼はおいしかったよ。」
母「松島はお父さんもお母さんも行った事あるし、もっと他におすすめない?」
私「...どういうところがいいの?」
母「まだ行った事のないところがいいわね。もうこの年になったら観光客で混雑しているところを歩きたくもないし。観光地化されていないところなんかいいなー、と思って探してるの。」
私「...母よ、あなたが今手にしているのはまさに観光ガイドなんですが。」

えー、そんなわけで、両親連れて仙台周辺へ行ってきます。今日・明日、と。計画の段階からかなりグダグダ感満載なので、旅の事後報告が出来る保証はありません。掲示板のスパム削除やメールへの対応はちょっと遅れる事になるかと思いますが、明日には帰ってきますので、よろしくお願いします。

それにしても今夜の試合は楽天vsオリックス。ダントツの5位・6位かぁ。

2006年08月04日 スポーツ・ルネッサンス

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ガソリンがまた値上がりして1リットルで140円台に突入したところが増えていると聞いてウンザリしているtibです。でも考えてみればガソリンは、中東の油田から岩石を掘り出して、原油を抽出して、タンカーで運んできて、精製して、大きな税金を掛けられて、それで1リットル140円。それに比べてコンビニで売ってる水は、国内でわき水を汲んできてペットボトルに詰めただけで、500ミリリットル140円。かかる手間は全然違うのに水がガソリンの倍ですよ? どうなんでしょ? これ。

さて、ボクシングの「亀田興毅 vs J.ランダエタ」の試合を1日遅れで観ました。結局判定で亀田選手の勝ちでしたが、素人目にはどう見ても亀田選手の負けでしたね。亀田選手のこれまでの試合ぶりや試合の外でのパフォーマンスがあまりに派手だったために、余計に落差が大きく感じられた、というのもあると思います。個人的にはどちらの選手にも「片手で相手の首や体を押さえつけてもう片方の手でパンチ」が見られて、もう少しクリーンファイトでやってほしいなぁと思いました。

ボクシングに詳しい人に言わせると、「文句をいう素人の多くは今の採点方式をちゃんと知らない」のだそうです。確かにボクシングに限らず採点形式の競技は素人にはわかりにくいものがあります。でも見た目の印象も採点するんじゃないの?「素人目でみた印象で判定が決まるなら実力でなく演技力(観客へのアピール)がものをいう世界になってしまう」...うーん、言ってる事は解るけど。だからこそ、誰の目にも解りやすいノックアウトで決めてほしかったな。

また、メディアは「TBSがジャッジを買収していたんじゃないか」という疑い(ほぼ決めつけ)まで報道しています。確かにテレビ各局は、試合の放映権と引き替えに所属ジムに多額の資金援助をしていますし、「お金をかけているんだから勝ってモトを取ってもらわないと」と考えるのは、ビジネスとしては自然な事です。ここまではどこの局もやっている事です(だから日本人同士の試合になるとどちらの局で放送するかとっても揉めるそうです)。問題は「モトを取ってほしい」と考えるあまり一線を越えたかどうか...なわけですが、他局の報道を見ていると、事実の追求という報道精神よりも「やっかみ」みたいな物を感じます。今、他局がサポートしているジムに、亀田親子に匹敵するスター性のある選手っていませんし。試合でもパフォーマンスでも視聴率の取れる選手を一気に3人も抱えやがって、羨ましいぞ、なんとか足引っ張ってやれ...という感じです。

誤解のないように言っておくと、メディアが他局の事を批判するのは構わないと思っています。むしろガンガンやりあってほしいです。ただ憶測で批判するのでなく、ちゃんと取材で裏付けを取った上で、各社の立場をハッキリさせてほしいのです。どこも同じような報道をするなら1社あれば十分なのですから。...えーと、話がそれてしまいましたね。

オリンピックといい、ワールドカップといい、また、日本に限らず外国でも、スポーツのビジネス化に選手達が翻弄されているように思えてなりません。先の自転車レース「ツール・ド・フランス」では有力選手が何人もドーピング検査を恐れて出場を取りやめ、優勝した選手にもドーピング疑惑があがっています。選手本人が知らないうちに周りのスタッフが禁止薬物を盛ったとも報道されています。

スポーツマンシップに則っていたくてもそうさせてもらえない現状を変えて行くには、何が必要なんでしょう? 不正が起きるのは、そのウラで莫大なお金が動くからです。莫大なお金が動くのは、それだけ投資してもモトがとれると踏んでいるからです。モトが取れると踏めるのは、勝者に憧れて熱心にテレビ中継を見たりグッズを買ったりする人達がいるからです。勝者に憧れるのは、そこに勝ちという結果や記録があるからです。...そうか、「勝者を称えない」「記録を残さない」。この2つさえできれば、スポーツの世界は本来の姿を取り戻せるでしょう。その本来の姿に魅力があるかどうかは疑問ですが。

亀田興毅選手にはぜひともランダエタ選手と再戦してほしいです。

2006年08月01日 先月分の収支報告

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昨日お金をおろしに銀行に行ったら、月末だったからかとんでもなく混んでいました。ATMの前には200人はいるんじゃないかと思うほどの列。ところが、私は最近キャッシュカードを「生体認証機能付きカード」に変えたんですよ。そんなカードはまだ普及率が悪いのか、その銀行に2台だけある、生体認証機能付きカード専用ATMはガラガラだったので、列に並んでイライラしている大勢を横目にサクサク済ませられて嬉しいtibです。正直言ってカードを変えたのはセキュリティよりもこれでした。もう「tib様専用ATM」くらいの勢いだったので嬉しくて...ふと私の横で延々と待っている人達と目が合うと、あまりの差にちょっと申し訳なくなりました。

さて、月初め恒例、このサイトの収支報告です。

収入 支出
先月までの収入 ¥20,158 先月までの支出 ¥15,400
amazon (6件) ¥143    
楽天市場(4件) ¥418
合計 ¥20,719 合計 ¥15,400

アフィリエイトにご協力下さった方々、ありがとうございます。

先日のニュースで、これから次々と定年退職していく団塊の世代の方々の多くが「ネット通販サイトを作って老後の生活費の足しにしたい」と考えている、なんていう調査報告がありましたが、「生活費を捻出できるほど甘くないですよ」と声を大にして言いたいです。

書き忘れてましたけど、7/3のtiblogで書くと言っていた京都の話は、7/22に書いた内容です。
 

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