2005年11月28日 寄る年波には勝てない...かなぁ?
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先日のtiblogで、「ネットアイドルを目指す友人」の事を書きましたが、今度は「知り合いのお姉さんがAV女優をやっているらしい」という話を聞いて驚いているtibです。ネットでその名前を検索してみると確かにそういう「いかにも」な雰囲気のDVDがいくつかヒットします。私はそのお姉さんと直接面識がないので顔を見せられても本人なのかどうか判らないのですが、年齢以外のプロフィールはだいたい私が知っている通りです。しかも現役で、今後リリースが予定されている作品もあるみたいです。...すごい、すごすぎます。だってもし本当に本人なら、年齢を一回り以上サバ読んでそういう仕事してるってことなんですよ? 顔だけならともかく、全身晒して一回り以上サバ読めるなんて信じられません。
さて、昨日テレビ朝日系で放送された「テスト・ザ・ネイション 新iQテスト」という番組を見ました。...いえ、やりました。これをご覧の方で試された方いらっしゃいますか? 今年で3回目となる、テレ朝の大型番組のひとつです。
「IQの値が高い人の方が低い人より優れている...と単純に理解するのでなく、自分の脳の特性を知る手がかりとして使ってほしい」
と番組の中では繰り返し言われるのですが、「でも結局1つの数値になっちゃったら特性も何も解らないじゃない」という疑問が私の中にはありました。そこを勘案してくれたのか、今年はこれまでのIQ値とは別に「脳のタイプ」というものを8種類の中から判定して、それを元に適した職業を知ろう、という試みもありました。...というわけで、結果発表です。本当は各分野ごとのテストの内容を添えて私の脳を細かく分析していきたい所ですが、さすがにそれは気が引けるので、最終的な結果だけ。
私の脳のタイプは「右・左型、人志向タイプ」なんだそうです。向いている職業は「会社経営者、内科医、作家、演出家、記者、アナウンサー、金融業、警察官、看護師、営業職、販売員」だそうです。...んー、合ってるかぁ? それとも仕事変えた方がいい、って事なのかなぁ?
で、お待たせしました。「私のIQ」です。...皆さん解ってますね? わざわざ私のIQ値を最後に持ってきたという事は、「これがオチ」という事ですよ。比較のために、去年・一昨年の結果も併せてご覧下さい。
2003年:124
2004年:120 (前年比 -4)
2005年:119 (前年比 -1)
な、なんじゃこりゃぁ!? 毎年着実に落ちてきてるじゃないですか!! えーと、えーと、IQってのは「精神年齢÷実年齢」だから、IQが下がるということは実年齢が着実に1つ増えてるのに対して精神は若いままでいる...と。そう、好意的に解釈する事にしよう。そういう事にさせて下さい。
2005年11月24日 狭いながらも安全な我が家
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「ねぇねぇ、黒田さんとこのお嫁さん、持参金が1億5250万円ですって」「山口さんとこのお嬢さん、IT企業の社長さんと一緒になって『玉の輿ねぇ』とか思ってたら、ご実家の方がもっとお金持ちで、これじゃ社長さんの『逆玉』よねぇ」「ねぇ、聞いた? 松井さんとこのお坊ちゃん、これから4年で65億も稼ぐんですって」...とまぁ、私とは全く関係のない所で飛び交う景気のいいニュースを、昔だったら「いぃなー、いーなー」と妬みの固まりみたいな目で見ていたのに、最近は「はぁ、よござんした」とすっかり冷めてしまっているtibです。どうなんでしょう? どこか人生諦めが入ってきているのかなぁ?
さて、ここ数日ニュース番組で取り上げられない事がない位反響の大きい「姉歯建築設計事務所構造計算書偽造事件」。偽造したのは21件と言ってるけど他にも偽造してるんじゃないか、他の建築士も似たような偽造しているんじゃないか、他の会社でも似たような安普請をしてるんじゃないか、うちは大丈夫なんだろうか、今震度5強以上の地震が来たらどうなるんだろう...?と、素人ではなかなか確認ができないので疑いだしたらきりがありません。かといって疑わずに安心はできませんし、施工業者に電話して「うちは大丈夫なんでしょうか?」「えぇ、大丈夫ですよ」といった簡単な質問では確認を取った気に全然なれません。
こういう事件が起きると知識人と呼ばれる人達を呼んで「真犯人捜し」に躍起になるマスコミを見て「あぁ、またいつものパターンだなぁ」と思ってしまいます。曰く、偽造をした建築士が悪いの? 建築士に偽造を強要した施工業者が悪いの? 偽造を見抜けなかった民間検査機関が悪いの? 検査を民間に開放した政治が悪いの? 利益を追求する社会が悪いの? ...と。検査を民間業者にやらせても利益追求の名の下に不正をはたらくんだからこういう事は国がやらなきゃダメだ、という意見も出てきましたが、「官に任せれば本当にそれだけで安心なの?」と考えてみると、官もあんまり信用できなかったりして...。敢えて真犯人をあぶり出すなら「民も官も、政治家から庶民に至るまで『バレなきゃいい』と思ってるから」なのかなぁ? ...と、「お前は仙人か」とツッコみたくなるくらいの達観ぶりが、我ながらなんだか情けないなぁ。
そうそう、真犯人なんて訳の分からない事を言い出すからこんな事になっちゃうんです。もうちょっと下世話に行きましょう。偽造がバレたマンションに住んでいる人達には、休業を余儀なくされたホテルは、誰がどれだけ補償してくれるんでしょう? 単に太っ腹な所を見せてくれるだけでなく、本当に誠意のある対応をしてくれるのは誰でしょう? ...そんな事を考えながら、今話題になっている企業のwebサイトを探してみました。姉歯建築設計事務所のサイトが見つからないのですが、まぁあそこは我が目を疑わんばかりに淡々とマスコミに喋ってくれているので、webサイトを探すまでもないのかもしれません。
施工会社のヒューザー、シノケン、サン中央ホーム、木村建設に検査機関のイーホームズ...。
問題が発覚する前のままのところ、起きた事を逐一事務的に報告していくところ、「リニューアル」と称して閉鎖しているところ...。実に対応は様々です。特に、ヒューザー社長の「ごあいさつ」は、「今、会社が大変な事になっていてとてもwebサイトの更新まで手が回らないのかも知れないけど、よくこんな文章未だに載せ続けていられるよねぇ」と、読んでいて溜息しか出てこない迷文です。別の意味で一見の価値あり、です。
「木の家」じゃなく「藁の家」くらい? ...いやいや、「段ボールの家」くらい。
2005年11月21日 上海旅行記 part 0
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テレビ番組を録画しているハードディスクレコーダー(間違いなく我が家で一番活躍している家電製品です)のディスクの整理をしようと思って保存版にしたい番組をDVDにダビングしていたら何かのトラブルが起きたらしく、ダビングが途中で止まってしまい、焦りまくっているtibです。なんせ、リモコンでも本体のパネルでもなにを操作しても反応がないんです。販売店に電話してみると、一旦電源を抜いてしばらく放置してから電源を入れ直して下さい、とのこと。それで、ハードディスクレコーダーの自己復旧機能が働くはずですから、と。...アドバイスされた通りにやってみました。本体のパネルに「recovery」の文字が。おぉ、一筋の光明が!!...と思ったのも束の間、テレビには「ハードディスクをフォーマットします」の文字が。「よろしいですか?」と訊いてくるくせに「はい」以外選択できないじゃないかぁ!! もう一度電源を切ってみても同じ画面しか出てきてくれません。泣く泣くフォーマットを実行して、DVDにダビングするはずだった番組は全部消えてしまいました。茫然自失って、こういう時のためにあるんだなぁ...と実感しました。しばらく立ち直れそうにありません。
世間様は鳥インフルエンザで大騒ぎしていますが、来月ちょっと中国に行ってくる事になりました。現地の情報では、鶏はもちろん、アヒル・鴨・鳩・その他あらゆる鳥がレストランから消えているそうです。どうも、日本で流れているニュースとかネットで見る事ができる中国発信の鳥インフルエンザ関連のニュースでは、いかにも政府のプロパガンダっぽい印象が強くて本当に大丈夫なの? って思ってしまいますが、現地の一般市民は日本人が思っている以上に敏感に反応しているらしいです。...まぁそういうわけで、上海で蟹を食べてくるつもりです。...ん? なんだか食の掲示板でタイミング良くこんな話があったような...。
で、先日、成田←→上海の航空券を手配してました。年末の混んでいる時期なのでなかなか見つからない...と思ったら、1件ヒットしました。やった!! ...ん? 直行便じゃないのかぁ、まぁいいけど...、え? 行きがロスアンジェルス経由で帰りがサンフランシスコ経由!? どうなんでしょ、たかだか中国に行くのに行きが26時間、帰りが24時間、たった4日間で太平洋を2往復ですよ? せっかくだから帰りの上海空港からみんなに年賀状だして、乗り換えのサンフランシスコ空港でも年賀状出してみようかなぁ。そうすれば、アメリカと中国から2通の年賀状が、同じ日の消印で届く事に。...あ、そうか、私今年は喪中だから年賀状は出せないんでした。
2005年11月16日 サーカスを見てきました
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前回のtiblogで勝手にネタにさせてもらった友人から「私を登場させてくれてありがとう」とお礼のメールをもらって戸惑っているtibです。...いいの? こんな扱いでも? うーん、本当にいいんなら私にとっては「ネタのストックができた」と喜んでしまうんですが。
さて、仕事上のおつきあいのある方が「サーカスを見てきた」と言ってきました。なんでも生まれて初めてサーカスを生で見たので、お子さんにせがまれて行ったのに自分の方が大騒ぎしていた、とのことでした。...そぉ言えば、私もサーカスを最後に見たのはいつだったろう? 中国で雑伎団を見たのが5〜6年前。名古屋のリトルワールドで規模の小さなサーカス(空中ブランコのみ)を見たのが10年前。...シルク・ド・ソレイユのキダムはサーカスの一種と思っていいのかな? でも、いわゆる「サーカス」というのは子供の頃に1回見た程度です。サーカスに魅せられた楽しさをあんまり熱く語られるので、私もつい行ってみたくなっちゃいました。
で、行ってきました。サーカスならではの大きなテントにすっかり私のテンションはいきなり上がっています。テントの裏側あたりに車を停めると、出番待ちのキリンが柵の向こうから首だけひょっこり出してこちらの様子をうかがっています。もうこれだけでザッツエンターテインメント!!です。ラッキーな事に、私の席はステージ正面の真ん中よりちょっと手前。ステージでの出し物が見やすい以上に、観客席まで飛び出してくるピエロ達を間近で見る事ができるいい席です。本当は単純に1番高い席が1番いいんだろうと思って「リングサイドA」という席を狙っていたのですが、そこより安い「ロイヤルブルー」の方がお得感たっぷりです。
で、ショーが始まります。...んー、なんだか物足りないぞ? なんなんでしょう、この不完全燃焼感は。考えてみた所、いくつか思い当たる点がありました。
- なんかこじんまりしてる
子供の頃の記憶にあるサーカスはもっと大きかったと思うんです。...いや、私が大きくなっただけなのかも知れません。それとも他のエンターテインメントに慣れてしまって、こういう純粋なサーカスでは満足できなくなっているのでしょうか。...そう考えると確かに雑伎団やシルク・ド・ソレイユとかはもっとスピード感があったかも知れません。 - ミスが目立つ
危険な事をしているのはよく解ります。難しい事をしているのはよく解ります。なんでもかんでも余裕でやってしまっては子供達が安易にマネして大怪我しかねないので適度に失敗してほしいとさえ思っています。...でも、失敗してもなお笑顔なのはどうなんでしょう? 例えわざと失敗してみせたにしてももっと悔しがるとか、申し訳なく思うとか、その辺まで魅せてほしいです。雑伎団の人達は終始笑顔でも目だけは怖い位に笑ってなくて、「プロだから絶対失敗はしないけど余裕でやってるワケじゃないぞ、最高のコンディションじゃなきゃできないギリギリの所でやってるんだぞ」という感じがひしひしと伝わってきました。 - 観客のノリが悪い
なんとなく自分の中に不完全燃焼を感じていても、やっている事は素晴らしいので拍手したり歓声を上げたりしていました。そう、周りの席の子供達よりも大きなリアクションだったと思います。...ん? もしかして、私のリアクションって浮いてる? みんな、お行儀よく見てるんだなぁ。ねぇ、生のステージって出演者と観客の相乗効果みたいなものがあるから、もっとハデにリアクション取ろうよ。なんだかミスが目立ったのも、観客に恵まれなかったからないのかなぁ? と思ってしまいました。
なんだか文句ばかり書き並べてしまいましたが、サーカスは面白いです。エンターテインメントの原点みたいなものを感じます。翌日、私にサーカスを勧めてくれた方にお会いしていろいろ話したら、どうも話が噛み合わないんです。よくよく聞いてみるとその人が見に行った時と私が見たのでは出し物の内容が細かい所でいろいろ違っているようなのです。おぉ、それはもう一度見に行かねば。ちゃんと主催者側にこの日はどういう内容かと電話で訊いて確認して。
「そらあんた『安田大サーカス』やがなっ!!」
2005年11月12日 私に求められるモノ
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このサイトの管理をしていて、あぁ、早いトコやらなきゃ...と、ひと月ほど前から思っていたマイナーチェンジをやっと終えたtibです。でも、どこが変わったか解りますか? 3ヶ所あります。
どうもwebサイトをいくつも管理しているというだけで「パソコンの事は何でも解る凄い人」という誤解をされて、とんでもないお願いをされる事がよくあります。そう、つい先日も...。
成り行き上、友人のwebサイト作りのお手伝いをお願いされる事もよくあります。それは全然構わないのですが、「どんなサイトを作りたいか」というところよりずっと手前の所で躓いたりします。
私:「じゃ、まずサーバーにログインして」
友:「サーバーって? ログインって?」
私:「...さっき、ファイルのアップロードしてたよね。」
友:「アップロードって?」
私:「...ファイルをサーバーに転送する事だよぉ。さっき自分でやってたじゃないかぁ。」
友:「あたしは『サイトの公開』しかしてへんで。」
私:「それだよ。それが『アップロード』。んー、このソフトではそういう呼び方をしているんだ...。」
友:「なんや、それならちゃんと『サイトの公開』て言ってくれな。急になんやら横文字言われたらわからへんわ。」
私:「まぁいいや。じゃそのファイルを『公開』して。」
友:「公開ってどうやるの?」
私:「さっきやってたじゃん。そこのボタンをクリックするの。」
友:「クリックって?」
私:「...あのさ、2ヶ月ほどパソコン教室に通ってたんだよね? クリックくらい習わなかった?」
友:「あたしが通ってた教室ではクリックなんて言葉習わんかったで。」
私:「じゃ、マウスのこのボタン押して、とか言われなかったの?」
友:「あーなんや。『カチ』のことやんか。『カチ』と『カチカチ』って習ってん。」
私:「? シングルクリックとダブルクリックの事?」
友:「あたしが通ってた教室は専門用語なんか使わへんねん。初心者にも解りやすーくかみ砕いて教えてくれはるねん。」
私:「えーと、とりあえず単語くらいは覚えてもらわないと話が通じないから、覚えてもらっていいかな? これ、『シングルクリック』。」
友:「そんな長いやん。『カチ』でええやん。単語を覚えな話が通じないっていうのはわかるけどな、それやったらあたしが正式な専門用語覚えていくより、tibにあたしの知ってる言葉を覚えてもらった方がずっと早いと思うねんな。」
うん、そうかも知れないよね。でもね、でもね...。
また別の人から、「デジカメで撮った写真をパソコンに取り込めない」とヘルプを頼まれました。
知:「デジカメを新しく買ったんだけど、写真が全然取り込めないの。」
私:「これは...、カメラとPCをUSBケーブルでつなげばいいんですね。...ドライバがインストールされていないみたいですよ。このカメラを買った時にCDがついていませんでした?」
知:「あ、買った時についていた箱ならここに。」
私:「じゃ、このCDを入れて.infファイルを選んで...、ん? WinMeかWinXP?」
そのPCはWin98だったんです。...むりやりWinMe版のドライバをインストールしてみたもののやっぱり使えません。
知:「え? これってどういう事? つまりこれじゃダメってこと? 新しいのを買いなさいってこと? そうなの? 新しいの買わなきゃダメ? ねぇねぇ。」
...よっぽど買い換えたいみたいですね? でもネットで調べればWin98用のドライバも配布しているかも知れませんから、一旦帰って調べてみますよ。
知:「そんな、忙しいのにいろいろ調べさせたりなんて申し訳ないよ。...最新型に買い換えたら使えるようになるんでしょ?」
私、写真の取り込みを手伝いに来ただけで、セールスに来てるわけじゃないので、買い換えなさいとは言えないんですが...。まだまだ十分使えそうですし。最新型に買い換えただけでは多分(ドライバのインストール位は自分でしないと)使えません、と言って出てきました。案の定、ネット上ではWin98用のドライバも配布していました。
2005年11月10日 「プロ」に求めるモノ
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実は小泉内閣は発足した当初からメールマガジンを発行しているのですが、それを創刊号から購読している(あんまり真面目に読んではいない)tibです。毎週木曜に配信されていて、今朝送られてきた「第210号」には私が先日のtiblogに書いた「猪口・少子化男女共同参画担当相のあのドレス」について、ご本人のコメントが載っていました。「長い不況のトンネルの先に見える青い空」をイメージしたんだそうです。...まぁ、理由付けはともかく私は与えられた仕事をキッチリやってくれれば文句はないんですが。
さて、みなさんにも「友人」ではないけれどその人の持つ「プロの技術」でいろいろお世話になっている人っていますよね。例えば美容師さんとか、お気に入りのレストランのシェフとか、習い事の先生とか、友達としてのつきあいはしていないけどその人の技術にはお金を払う価値があると思える人。そういう人に対して皆さんはどの程度「プロの腕」というものを期待していますか? ...私は「100%腕重視」です。言い換えれば、腕さえ良ければそれ以外の所がひどくても構いません。例えば、どんなに気難しくてもそのシェフが作る料理がとってもおいしかったら私はその店に通います。例えば、客に対してどんなに失礼な態度をとり続けても、その美容師さんがこちらの思うとおり(orそれ以上)の仕上がりを作ってくれるなら、私は次回もその美容師さんを指名します。...私はそういう人なんだ、と思っていました。つい先日まで。
割と前から通っているマッサージ店なんですが、うちの近くにあるし、他の店に比べて安いし、いろんな専門的な事を教えてくれるし、たいていいつ行っても待ち時間無しでマッサージしてもらえるし(店としてそれでいいのか?)、特に不満を感じない店だったんです。それが今年になってからマッサージ師さんが入れ替わっちゃったんですね。その人がどうにも気に入らないんです。気になりだしたら顔も声も身のこなしもどうしても受け入れられない。場を和ませようと何か話題を振ってくれるのに、どうしてもその方が相手だと笑顔で話題を広げられない。他の人だったら笑って受け流すようなミスもその人がするとついキツい顔で指摘してしまう。なんでだろう...? マッサージの腕は確かなのに。
「『実は100%腕重視じゃなかった』でも『実はその人の腕に満足していなかった』でもいいから、気に入らないんなら別の店に行けばいいじゃない」と思われるかも知れません。んー、その通りなんですよね。あと2〜3回でポイントカードが貯まって1回タダになるのでそれまでガマンしようかなぁ。...ん? 実は「プロの腕」よりも「その人の人柄」よりも「ポイントカード」が大事なのか? 私は。
それは閣僚全体の意志なんだから全員の服をあの色に揃えてほしかったなぁ。
2005年11月07日 京都旅行記
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最近ラムが流行っているらしく、街をゆけば「ラム焼肉始めました」の看板を結構見かけます。なんでもラムの脂肪は食べても体に吸収されにくいとかで、他の肉に比べてヘルシーなんだそうです、売り文句によると。でも、だからといって、「ヘルシーなラム肉が食べ放題!!」と書かれてしまうと本当に健康にいいのか悪いのか疑ってしまうtibです。...「食べ放題だからって限界まで食べなきゃいいんじゃない?」とお思いの方もいらっしゃるかも知れません。でも私にとって、食べ放題って「モトを取った気になるまで食べてこそ」なんです。「ラム肉がヘルシーでいられる範囲に収める」なんて理性は働きません。
先週、突如思い立って京都に行ってきました。今回は珍しく100%遊びです。遊びといっても祇園で舞妓さんや芸子さんを何人も呼んで...というのではありません。京都在住の知人宅に転がり込んで勝手に1泊2食付き(+現地ガイド)にさせてしまいました。
新幹線で京都に着いたのがちょうどお昼くらい。まず知人の最近お気に入りのスポットだという、「泉屋博古館」に案内されました。ここは紀元前10世紀〜紀元前2世紀頃の中国の青銅器などを中心にした展示をしていて、ボランティアの方々がガイドについてくださり、こちらで指定した時間に収まるように解説してもらえます。...ところが、展示されている青銅器の見事さとガイドさんの説明に、眠れる好奇心を刺激されて私の頭は当時の文化についての疑問で一杯です。にわか考古学者と化した私は最初に指定した時間なんてそっちのけで質問を繰り返し、しまいにはボランティアのガイドさんではなく、学術研究員の方まで引っ張り出して延々と説明して頂いちゃいました。
次に、南禅寺でちょっと早い紅葉を楽しみました(右の画像をクリックするとちょっと大きい画像が開きます)。知人に言わせると南禅寺は、「サスペンスドラマで刑事役の人が犯人に対して『なぜ殺人に至ったのか』を洗いざらい言うシーンでよく使われる場所」なんだそうです。「ついさっきまで祇園にいたのになんでこんな所まで来なきゃ逮捕できひんのやろ」なんて文句を言ってます。
そうこうしているうちに暗くなってきたので(私が泉屋博古館で時間を取りすぎたから?)、知人の家に向かいます。近所のスーパーで買い物をしていると、ちょっと前にネットで話題になっていた豆腐「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」を見つけました。ネット通販だけだと思っていた「私好みのネーミング」の豆腐が目の前にある。そうか、京都では普通にスーパーで売ってるのかぁ。これは買っておかねば。...いや、これが名前や会社のサイトの雰囲気とは裏腹に、おいしいんですよ。んー、やっぱり京都だとこういうイロモノみたいな豆腐もおいしいのね? ...と思ってよく見ると、本社は茨城県だそうです。なんだ、せっかく京都まで来てるのに関東の豆腐を食べちゃった。私がよく行く店では見た事ないけど、よく探せばうちの周りでも売ってるのかなぁ。
翌日は奈良まで足を伸ばしました。ちょうど奈良国立博物館で正倉院展をやっているので、見てみようと思ったのですが、とんでもなく混んでいて、あまりの人の多さに入り口を見ただけで諦めてしまい、奈良公園をブラブラして過ごしました。鹿せんべいを持っているとどこからともなく鹿がワラワラと集まってきてせんべいをねだるのですが、手のひらを見せる(もうないよという合図らしいです)とアッという間に去っていくのが「よく躾けられてるなぁ」と感心する以上に「現金な奴だ」と妙にムカつきます。その一抹の寂しさが私をついもう一度鹿せんべい売りのもとへと走らせてしまうのですが、買おうとしたその瞬間、ちょっと先に「托鉢のお坊さん」がいるのが見えました。ほとんどの人はそのお坊さんを無視して前を通り過ぎていきます。鹿や鯉には惜しみなくエサをやるのに。食べるだけ食べたら何も言わずに去っていく鹿や鯉には惜しみなくエサをやるのに。私は鹿せんべいを買おうとしていたお金をお坊さんの鉢の中へ入れました。何度も何度もお礼を言われました。「鹿せんべいと同じ額」だったのがちょっと申し訳なくなりました。
ふと思い返すと、京都や奈良の観光地ってほとんど修学旅行以来です。普段、「歴史」を感じさせる要素が何一つない場所で生活している私には、こういう「○○寺」だの「○○公園」だのって千数百年前へのタイムスリップといってもいい位の存在なんですが、そういう所にピクニック気分で来ていたり、アフタヌーンティーを楽しむためにいろんな茶屋をハシゴしている人達が、なんだか優雅で、知的で、羨ましく感じました。
2005年11月03日 ネットシュライビング
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事あるごとに「視覚的センスがない」と言い続けてはいても、先日の内閣発表の時の猪口・少子化男女共同参画担当相のあのドレスはいかがな物かと思ってしまったtibです。シャガールの版画も真っ青なあの鮮やかな青は「浮いている」を通り越して他の方々の顔が全然記憶に残りませんでした。「披露宴でお色直ししてきた新婦じゃないんだから」「あんたはオペラ歌手か」とテレビに向かっていろいろツッコんでしまいました。
Net○○ing
あなたならここに何を入れますか?
昔、こんな事を問うだけのTVCMがありました。あいにく何のCMだったか思い出せないので、CMとしてそれでいいのかという疑問はありますが、今でもランキングでやってみたくなるテーマです(...あ、本当にやっちゃいましょうか)。当時私はここにどんな言葉を入れられるかをいろいろ考えたものですが、その多くはもう実現されていたり、普段の生活に深く浸透していたりします。もちろん、当時私が思いもしなかった事までいろいろ実現されています。ネットの可能性は私の想像力をもしのぐ勢いで、今も広がっていってます...って、私の想像力なんて高が知れてるものを引き合いに出してもしょうがないんですけど。
皆さんもご存じの通り、ブログや掲示板を利用する事で、専門的な知識などなくても誰でも情報発信が出来るようになっています。しかも匿名が基本で。ネット上では無責任な発言もたくさん見られますが、匿名だからこそ真実が言えるという一面もあり、匿名が一概に悪いとは言えません。皆さんも「必ず住所・実名・生年月日を明記した上で掲示板に書き込む事」なんて法律が出来たらココの掲示板にも書き込もうなんて思わないですよね?
ネットには「匿名だからこそ表現できる良さ」があります。それこそ家庭内の小さな出来事から大企業の内部告発に至るまで、様々です。著作権を無視した引用や特定の個人や企業を相手にした容赦ない誹謗・中傷が当たり前のように繰り返される事で悪名高い巨大掲示板が、実は新種のウィルス情報がどのメディアよりも速かったりします。匿名の中で語られた話が多くの人の共感を呼んで本や映画やドラマになったりして、流行をも左右するようになってきています。
「匿名=バレない」という安心感から、より本音に近い自分をさらけ出せる...というのは、ある意味屈折した社会なのかもしれません。...特に、これは「Net-shriving」とでも言ったらいいのでしょうか、静岡で母親に毒を盛った女子高生が、その内容を自分のブログに記していた、という話はなんとも言いようのない寂しさを感じます。現時点で本人が犯行を否認している以上、あまりこの女子高生を犯人と決めつけた書き方にはしたくないのですが、調べてみるとネット上では割と以前から知る人ぞ知るブログになっていたといいますから、読む人が読めば、それが「ただ言っみただけ」ではなく「本当に実行しようとしている」と見抜けたのかもしれません。でも「本当に実行しようとしている」と見抜いたとしてもそれを書いているのがどこの誰かが解らないのでは手の出しようがありません。
意外に、重大な犯罪を犯す人は日記などに自分の心情を綴っていたりするもので、逮捕されてから「なぜそんな事をしてしまったのか」について報道され、考えさせられる事があります。その日記が今やブログなんですよ。誰でも見れる状態にあるんですよ。しかも犯行前からリアルタイムで公開されてるんですよ。これって凄い事だと思いませんか? うまくいけば、そのブログへコメントすることで本人と話のとっかかりがつかめて、犯罪を未然に防ぐ事が出来るようになるかも知れない、ってことなんですよ。
昔は、地域が子供を育てていました。町のどこへ行っても大人の目があって、事あるたびにいろんな人に注意されて、そうして「世の常識」を身につけていきました。そういう社会性を育む素地が、価値観の多様化やらなんやらの名の下に失われていって久しいですが、この先私達はネット上でそれを取り戻す事になるのかも知れません。あえて名付けるならこれは「Net-correcting」でしょうか。そういえば先日、家に引きこもっているNEETがネット上での人とのつながりをきっかけに外で仕事が出来るようになった例もニュースで報道されていました。
2005年11月01日 先月分の収支報告
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ちょっと気を許すとせっかくやったダイエットの成果が跡形もなく消えていて...というか、それ以上のものが目に見える形で現れてきて愕然としているtibです。んー、今度は「1日1食ダイエット」にでも挑戦してみようかなぁ? 空腹だと胃腸が頑張って吸収しようとするので決して空腹な時を作らないように朝起きてから夜寝るまでとにかくひたすら食べ続ける。可能な限り睡眠も何時間もまとめて寝ないで1時間間隔位で起きて食べる。満腹中枢を刺激すると胃が頑張って消化しようとしてしまうので、決して満腹中枢を刺激しないように「腹八分」を常にキープする。...理論的にはこれで痩せられるはず。食べたい欲求を満たしつつ、体の中には吸収させない、ある意味理想的なダイエット法ですが、今「腹八分」より上なのか下なのかをどうやって正確に知るかがポイントですね。どなたかいい計り方をご存じの方は教えてください。
さて、月初め恒例、このサイトの収支報告です。
収入 | 支出 | ||
---|---|---|---|
先月までの収入 | ¥16,964 | 先月までの支出 | ¥13,600 |
amazon (3件) | ¥169 | ||
楽天市場(4件) | ¥610 | ||
合計 | ¥17,743 | 合計 | ¥13,600 |
アフィリエイトにご協力下さった方々、ありがとうございます。
もしかしたら「先月amazonで買い物したのに載ってない!?」と思われている方がいらっしゃるかも知れませんので、ちょっとだけ解説させて頂きます。楽天では「買い物をした次の日」にアフィリエイト・ポイントが付くのに対し、amazonは「商品を発送した日」にアフィリエイト・ポイントが付くようになっています。注文はしたけど未だ届いていない商品がいくつかあるという方、多分来月分につく事になると思いますので、よろしくお願いします。